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“家族連れ”の平均単価は低いが、子どもをターゲットにすることでリピートを狙える

17.08.04 |

日本政策金融公庫が2013年に調査した「外食に対する消費者意識と飲食店の経営実態調査」では、同伴者がいる場合の飲食店利用で1回あたりの平均単価が最も低いのが「家族連れの顧客」ということがわかりました。 

家族連れの平均単価は2,004円で、最も平均単価が高い「恋人との利用(2,492円)」と比べると488円の差があります。 

家族連れをターゲットにした飲食店の場合、売上を伸ばすにはリピーターを増やすのが効果的です。 
今回は、あるものを使ってリピーターを増やしている焼肉店をご紹介します。

ガチャガチャで子ども心を惹きつける! 

ある焼肉店では、キッズプレートを注文したお客様に、ガチャガチャが無料で楽しめるメダルを渡しています。

ガチャガチャの景品には、有名キャラクターの消しゴムやミニカー、ミニ独楽など、子どもに喜んでもらえるものを入れているとのことです。 

また、10%の確率で大当たりが出るように調整し、人気のキャラクターのお面が当たるなど、ワクワクするシステムにしていることが子どもたちの心を惹きつけているといいます。 

この焼肉店はガチャガチャ以外にも、風船を使ったバルーンアートもプレゼントしていて、子どもが楽しめるような店舗づくりをしています。 

その成果もあって、休日の同店は家族連れで満席になってしまうそうです。 

この焼肉店は子どもをターゲットにしてリピーターを増やしているのですが、ほかにも財布のひもを握っている奥様をターゲットにするのも効果的です。
家族全員ではなく、家族のうちの1人をターゲットにする方が、リピーターを増やすのに適しているのかもしれません。


繁盛飲食店のヒット商法最前線

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