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専門知識なしでもサイト構築&運用管理ができる『CMS』

18.08.07 |

これまで、WEBサイトを制作するには、HTMLやスタイルシート(CSS)といった専門的な知識が必要でした。 一方、それらの知識がなくても、画像やテキストを用意すれば、WEBサイトを制作できるように工夫されたのがCMSです。 用途に合わせてサイトを構築できることが魅力のCMSは、サイト構築後の運用や管理も手軽なことから、今では多くの企業・個人に利用されています。 今回は、マーケティングにも活かせるCMSの概要を解説していきます。

CMSとは?

CMSとは、コンテンツ管理システム(Contents Management System)の略称で、画像やテキストなどのWEBコンテンツを統合的に管理するソフトウェアのことです。 CMSによってできることは、単なるWEBサイトの構築だけではなく、アクセス解析やユーザー分析、さらに顧客に合ったコンテンツの提供など、さまざまです。 したがって、CMSはマーケティングにも活用させることができ、その利用法も多岐に渡ります。


CMS導入のメリット

CMSの導入には数々のメリットがあります。 その一つが『SEO(検索エンジン最適化)対策』との相性の良さです。 SEO対策とは、端的に言えば『自分のサイトが検索サイトで上位に表示されるようにするための対策』です。 現在、多くのユーザーがGoogleやYahoo!といった検索サイトを利用して目的のWEBサイトに辿り着きますが、検索結果が上位であればあるほど、多くの人に見てもらえる可能性が高くなります。 CMSでは、ユーザーが利用している検索エンジンに見つけてもらいやすい構成にしたり、検索に引っかかりやすいワードを盛り込んだりすることが可能なので、それだけSEO対策に効果的です。
さらに、これまではサイト制作をするために専門的な知識が必要だったため、サイト構築のためにエンジニアを雇い入れたり、外部のWEB制作会社などに依頼したりしなければなりませんでした。 しかし、CMSの導入によって、社内の知識のない方でも簡単に更新や運用ができるようになったため、その分のコストが削減できるというメリットもあります。


マーケティング機能を備えた国内外のCMS

現在、日本には100種類以上、全世界では4,000種類以上ものCMSがあると言われています。 それぞれ特徴は異なりますが、マーケティングに必要な機能を備えているCMSも少なくありません。 例えば、アクセス解析機能や分析・レポート機能、顧客管理機能などがあり、これらによりWEBサイトだけではないデジタルマーケティングが実現できます。
具体的なCMSとしては、まず膨大な数のプラグインが存在する『WordPress』があります。もちろんプラグインのなかにはマーケティング関連のものも多数あり、好みに合わせて自由にカスタマイズしたCMSを構築することが可能です。
また、多言語(約60カ国)・多通貨に対応しているCMS『Magento』は、海外の複雑な税率にも対応するなど、海外向けのCMSを構築したいときに便利です。
それから、国内向けのCMSとしては『EC-CUBE』が挙げられます。 ECサイト構築に必要な機能が一通り揃っているほか、国内開発のCMSのため日本語対応であることも人気の理由です。

WEBマーケティングを行う上で、今や欠かせない存在と言っても過言ではないCMS。 自社で必要な機能などを検討した上でご活用下さい。

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