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顧客の獲得に効果抜群! 『動画マーケティング』の始め方 その1

18.10.09 |

“YouTube”などの動画サイトを商品や会社の宣伝に利用した『動画マーケティング』は、多くの顧客にリーチできることはもちろん、テレビCMなどに比べて非常に安価で始められるため、「新規顧客を獲得したいがコストはかけられない」という中小企業にも、ぴったりの方法です。 
近年注目を集めるこの動画マーケティングを学ぶにあたり、まずは基礎知識として、その歴史や、主な動画サイトの特徴などをご紹介します。

動画マーケティングが生まれた背景 

2005年、YouTubeがインターネット上で『誰もが動画を投稿・共有できるサービス』を開始すると、たちまち世界的なブームを巻き起こし、多くの後続動画サイトが生まれました。
同時期にWi-Fiなどの通信環境と、スマートフォンなどの視聴環境の整備が進んだことも要因となり、動画サイト業界はバリエーションを広げながら成長を拡大。
現在では、インターネットユーザーのほとんどが、何らかの形で動画サイトを利用しています。

この発展に付随する形で、自社企業や商品の広告を、ネットメディア上で動画の形式で展開する『動画マーケティング』が生まれ、拡大していきました。

2017年、株式会社サイバーエージェントが運営する研究機関“オンラインビデオ総研”と、“デジタルインファクト”が共同で調査を行ったところ、2017年の動画マーケティングの市場価格は、前年比163%となる、1,374億円に達したことがわかっています。

このように拡大を続ける動画マーケティング市場で、どのような戦略を取っていけば、高い効果を得られるのでしょうか? 
具体的な施策を考える前に、まずは、どんな動画サイトがあり、それぞれがどのようなマーケティングに向いているかを知っておきましょう。


動画サイトの種類と、それぞれに適したマーケティング手法

YouTube
動画サイトとして圧倒的なシェアと知名度を誇るのは、やはりYouTubeです。
1日の再生回数は40億回以上で、近年の活躍も目覚ましいものがあります。
老若男女を問わず幅広い年齢層が利用しているため、より多くの人に、しっかりとしたクオリティの広告をリーチさせたいと考えている企業との相性がよいでしょう。

FC2動画
国内では約2,100万人の利用者数を誇ります。
実はYouTubeよりもアクセス数を稼ぎやすいと言われており、短期間でより多くの人に広告を見てもらいたいと考えるなら、視野に入れておきたい動画サイトです。

ニコニコ動画
10代から30代の若年層に圧倒的に支持されている動画サイトです。
会員数は3,900万人以上と、国内だけで言えばYouTubeに次ぐ視聴者数を誇ります。
アニメや漫画、ゲームなどのサブカルチャー関係に強く、また、独自の世界観を形成しているので、一度その価値観を視聴者と共有できれば、非常に強力な顧客へと成長させることが可能です。
若年層をターゲットにした商品やサービスの広告展開を考えるときに名前が挙がるサイトです。


SNSも見過ごせない動画広告市場

またほかにも、動画サイトではありませんが、Twitter、Facebook、InstagramといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でも動画マーケティングは行われています。
SNSも動画サイトと同時期に普及した拡散力の高いメディアであり、動画マーケティングを成長させた一因と言われています。
それぞれの特徴を挙げてみると、Twitterはテレビと連動した広告を展開しやすく、Instagramは20~30代の女性に向けた広告を出すときに圧倒的に有利です。
そしてFacebookは年齢や性別、住んでいる地域など、ユーザーを細かく絞った配信が可能なため、個々へのマーケティングを重視する企業に向いています。

動画サイトやSNSの特性、そして自社の商品の特性をふまえ、“誰に”“何を”伝えたいかを考えながら、自社のマーケティング方法に合ったサイトを選んでみてはいかがでしょうか。

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