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創作うどんと個性派空間の魅力で女性や家族客の利用機会を大開拓

17.01.06 |

大阪・新町で、地域の人が集まる高層マンションや劇場、公園の前に店を構える創作うどん店『UDONZIN 美糸(びいと)』。高い商品力やカフェ風の店づくりで女性客を中心にファンを集め、18坪・21席で昼2回転、夜1回転する人気店だ。

<このお店が繁盛している理由!> 

1.他にはない革新的な創作うどんを支える自家製うどんとだしの旨さ 
2.女性や子供連れの家族の潜在需要に着眼し、カフェ風の空間を創造 



アンティーク調のテーブル、DJブースなど、うどん店とは思えないスタイルの『UDONZIN 美糸』。 
カフェ風の店構えに創作性の高いうどんの数々が、女性を中心に評判を獲得し、大阪の新町で気鋭のうどん店として話題を集めている。 

「老若男女が楽しめるうどんをもっと気軽に食べてほしい」とオーナーの吉田英史氏。 
開業にあたり、女性や子供連れの若い家族客が気軽に来店できる店を目指し、店舗はぬくもりがあり、かつスタイリッシュな空間に仕上げた。 
女性が1人でも入りやすい店づくりとして、入口は大きなガラス張りで開放的に。 
また、趣味の音楽を取り入れ、DJブースを設けてBGMにもこだわった。 
こうした店づくりも話題になり、昼はOL客を中心に、夜は周辺の家族連れを中心に集客に成功している。 

そして、主力のうどんも他店とは一線を画す。 
麺は製麺までに二度熟成させた抜群の喉越しが特徴。 
だしは昆布やウルメ、サバ節などを使用し、口の中に余韻が残る濃厚な風味に仕上げている。 

メニューの演出にもこだわる。
「国産和牛しゃぶ肉のおうどん」は、一面に敷き詰められた水葉の上に、サシの入った近江産和牛の一枚肉が丼を覆い、大きなインパクトを与えている。 
徳利に入ったアツアツのだし汁をかけ、お肉をしゃぶしゃぶして、好みのタイミングでいただくという独自のスタイル。 
「ここでしか味わえない」創作性の高いメニューとして人気を博している。 

こうした確かな味と他では食べられない創作性がさらに人気を加速させ、2015年4月のオープン以来、口コミで人気を伸ばしている。 

しかし、その人気にあぐらをかかず、メニュー開発を続けている吉田氏。 
「何度も来ていただけるお客様に、新しい味を届けたい」と、季節のうどんの他、月替わりで様々なメニューを提供。 
誰でも入りやすく、ぬくもりを感じる空間、心地よいBGM、そして飽きのこない創作うどんの数々。 
これらの全要素がうまく調和して、『美糸』の魅力を生み出している。 


【記事提供元】近代食堂2017年1月号(旭屋出版)

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