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バラエティ豊かな“変わり種餃子”がヒット!女性8割でクチコミ拡散

16.12.09 |

最近、実力のある飲食店が増えてきた大阪市西区新町で、人気を集める『餃子専門店 541+』。

ニンニク不使用やひと口サイズ、バラエティ豊かな味付けなど、女性をターゲットにした"個性派餃子"で連日大盛況だ。

■このお店が繁盛している理由! 

1.ひと口サイズ、多彩な味付け、ビジュアルetc.
 「女性にウケる」餃子 

2.“ビールはセルフ”でストレス軽減。効率と心地よさを両立
 

最近、大阪で“アツいスポット”と注目される西区新町エリアで、女性を中心に人気を集める『餃子専門店 541+(コヨイ)』。
あっさりして何個でも食べられる餃子」をテーマに、幅広い調理経験を持つ店主がオリジナルのアンと多彩な味付けを考案。
お客目線の細やかなサービスも相まって、周辺のOLの間で話題となり、オープンから3年で連日満席の人気店へと成長した。 

一番の魅力は何と言っても、“ヘルシーであっさり”が特徴のオリジナル餃子だ。
春雨や花椒などを使用した韓国スタイルで、ニンニクを使っておらず、胃もたれや翌日の心配を断ち切った。
また、「話題を作るのは女性」と考え、チーズや生姜、パクチーなどを取り入れた、“女性にウケる餃子”を次々と考案。ひと口サイズの食べやすさも好評で、「他では味わえない餃子を少しずつ、何種類も楽しめる」と人気に。SNSなどに映えるビジュアルもクチコミやメディアへの露出につながり、現在は月坪売上25万円と安定した売上を確保している。 

さらにドリンクは、話題性のあるクラフトビールを用意。
大阪の箕面ビールを中心に、ホワイトビールやヴァイツェンなど、ビギナー向けのクラフトビールを揃え、専門店と差別化した。

しかし、夜の営業は店主の淺野周平氏一人のため、ドリンクにまで手が回らない。
そこで、瓶ビール類は冷蔵庫をお客に開放し、セルフで取ってもらうシステムに。
このスタイルを面白がるお客も多く、上手く店が回るようになったという。 

また、淺野氏は忙しい時こそ「お客様にストレスなく楽しんでほしい」と各席の状況把握を徹底。
必ず1品はフードが出ているようにするなど、行き届いたサービスで心地よい空間を演出。

他にはない味とキャッチーなビジュアルが特徴の餃子、居心地のよさが女性の心を掴んでいる。


繁盛飲食店のヒット商法最前線 


【記事提供元】
近代食堂2016年11月号(旭屋出

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