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忍者からピラミッド、あと未来の話・・・大橋です。

17.02.10 | 職員通信1

忍者は自分の足音を消すために、
スズムシを持ち歩いていたそうです。

すみません急に。
メルマガに何を書こうか悩みに悩んだ末、最近知って一番驚いたことを書きました。

衣擦れのかすかな音でも静寂の中だと聞こえてしまうもの。
スズムシを鳴かせることで小さな音を目立たせなくする効果があったのでしょう。


屋根裏に忍び込んでいる最中、板がギシリときしみ
「なにやつ!」 「にゃ~お」 「なんだ猫か」 というシーンを
時代劇で目にしますが、ああいう風にも使えます。

くさむらでガサリと音を立ててしまった瞬間
「リリリ・・・」 「なんだスズムシか」という感じで。

驚くべきは、忍者は任意のタイミングでスズムシを鳴かせることができたということ。
鳴くと困る時には鳴かせず、鳴かせたいその時だけ「リリリ」と鳴かせる技術を、忍者は持っていたということです。これすごくないですか?

失われた技術、ロストテクノロジーです。

ロストテクノロジーとは「過去には存在したものの何らかの理由で後世に伝えられなかった技術」のことですが 例えば日本刀や巨大戦艦などは、今の技術では再現できない部分が多くあるそうです。

もっと時代をさかのぼると、ローマ帝国の水道・南米の石工技術や、ピラミッドやモアイの運搬技術なんかも広義ではロストテクノロジーでしょうか。

ピラミッドの技術といえば、ピラミッドの内部通路。
世界ふしぎ発見で見たことありません?あの細くて暗い通路。
今でこそ電球を設置して歩けるようにしていますが、電球なんてなかったあの時代。
どうやって真っ暗な中、内部通路を作っていたのでしょうか?
内部には酸素が少なく火は使えなかったそうで、実際に壁にスス(炭素)が付着していないとのこと。
底から積んでいけば通路が出来上がるような、精巧な設計技術があったのでしょうか。
それとも合わせ鏡などで太陽光を取り入れていたのでしょうか。

ピラミッドも古代のロマンを十分に感じますが、もっとすごいのはスフィンクス。
スフィンクスはピラミッドよりはるか昔からあったそうで ピラミッド建設中のエジプト人は「スフィンクスっていつからあったんやろな~」と言っていたそう。

古代のロマンに想いを馳せると止まりませんが、考えても正解なんてわかりません。
やはり今を生きる我々が考えるべきは未来のこと。

2045年にはコンピューターの頭脳が人間を超えるそうです。たった30年後です。
最近歩き始めた我が子が僕の年齢ぐらいになる頃。
その頃にはどんな世の中になっているのでしょうか。
最近はそういうことをよく考えます。

米アマゾンでは、注文したらすぐドローンがブーンと飛んできて庭に届けてくれるサービスを実験中とか。
トヨタが世界に誇る「カイゼン」を最近ではAIが提案してくれるようになりつつあるとか。

AI技術・ドローン技術・3Dプリンター技術などなど、ワクワクする進歩が足元でうなっています。すごい時代ですよね。

いま日本中のほとんどの人がスマホを持ち、歩きスマホやSNSが社会問題になるほどです。
ここまで世間がネット世界と融和するなんて、つい5年前ですら想像もできませんでした。

AIが人間の代わりに判断して作業してくれる時代になっていくと言われていますが、案外ほとんど変わらないかもしれません。

5年後の世界はどうなってるのか、想像してもしきれません。
トランプさんも大統領になりましたし。

敷かれたレールの上を・・・みたいな例えがありますが、
5年後までそのレールが続いてる保証なんてない、という時代になりました。

まず食いっぱぐれることはないだろうと思って選んだ会計業が「10年後なくなる仕事」の筆頭になるなんて誰が想像できたでしょうか。

しかし「どうせこの先レール切れてるよ」なんて気持ちでダラダラ徐行していたら未来にたどり着けっこありません。先が見えないからこそ今を必死に走っていれば、レールが途切れたとしても 違うレールに飛び移ることだってできるのではないでしょうか。

過去も未来も関係なく、大事なのは「今」なのではないかと思います。


メルマガのネタが余りにも出ないもんで、スズムシのくだりを書いてる時は知ってる忍術を書き連ねる記事にしようと思っていましたがなんとかそれっぽくまとまったような気がします。

気がしているうちにドロンします。
それでは!

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