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税理士の佐藤です・・・やるべきことにすぐ手をつけるコツとは

17.02.10 | 所長通信

私は夜遅くに帰宅した時でも、ついテレビのスイッチを入れてしまいそのままテレビタイムになってしまうということが良くあります。見たいテレビがあった訳でもないのに気が付くとかなりの時間が経ってしまっています。
「やるべきことがあったのに、気がついたら別の事をしていて時間が無くなってしまった」という経験は皆様もあるのではないでしょうか?



「帰宅したらそのままテレビを見ることはやめます!」と宣言したとしても、意志の強い人ならともかく、毎日の我慢は苦痛でしかありません。もっと簡単に変えられる方法は無いでしょうか?


テレビのリモコンを見ると、見たくもなかったテレビをつけてしまうというのは脳の仕組に関係しているようです。
「やるべきこと」があったにも関わらず、つい別の事をしてしまうのは、脳が目から入った情報に最も大きな影響を受けてしまうからです。脳にテレビのリモコンを一度見せてしまったらもう脳は逆らえなくなるのです。
ここから抜け出すためには意志の力が必要になります。




では、意志の力に頼らなくても済むためにはどうすれば良いのか?
リモコンを見てテレビを見るモードに入った脳に、今度は見るなと命令するのは無理があります。更に「やってはいけない」ことをすることで罪悪感を感じると、何故か脳はこの罪悪感に快感を覚える仕組みになっていて簡単にはやめられないようにできています。

では、どうすれば良いのか・・・?
そもそもテレビのリモコンを無意識のうちに見てしまっていることに問題があるようです。この「無意識の流れ」を止めることでチャンスが生まれます。「無意識のテレビタイム」を始めない為には脳にリモコンさえも見せない事が重要です。リモコンを目に触れない位置に置くことでリモコンを探すという行為が発生します。リモコンが視覚に入る前に自分が今テレビを見ようとしているという自覚が芽生え脳は望ましくない行動を踏みとどまることが出来るのです。テレビのリモコンをテーブルの上といったどこからでも目に入る場所に置かずに、目につかない位置に置くだけで意志の強さと関係なくテレビから解放されることが出来ます。
これは工場などで「使ったものは元の場所に戻すこと」で余計なものを脳に見せないことで作業効率を上げると言ったことにも応用されています。



 菅原洋平著 『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』より

 

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