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第28回 脱税?合法?領収書を分ける理由?~領収書あれこれ~

14.03.22 | 店舗経営のすゝめ!

起業家:前回、印紙税がかからない領収書の書き方について教えてもらいましたが、例えば2014年4月以降に、消費税抜き代金6万円の場合、3万円の領収書を2枚にすることによって、印紙税は非課税になりますか?

税理士:いい質問ですね(笑)。結論から言いますと、答えは非課税になります。領収書に貼付する印紙税は、領収書1枚の金額がいくらであるかで判断するのです。

起業家:そうなのですね。でもお客さんに「領収書を2枚に分けさせてください」なんて言いづらいですよね?

税理士:そのとおりです。お客様は不審に思いますよね(笑)。金券ショップなどでは、そのようなことを客に依頼して印紙税を節約しているようです。

起業家:そっか、金券ショップにとっては領収書に貼る収入印紙は売り物ですもんね。

税理士:話は変わりまして、「領収書は白紙でください(金額を空欄)」というお客様はいませんか?

起業家:たまにいますね~。多分あとでお客さんが自分で適当な金額を書くのでしょうね?

税理士:その白紙の領収書に収入印紙は貼っていますか?

起業家:当然貼りませんよ!

税理士:実は、白紙の領収書を発行する時は200円の収入印紙を貼らなくてはいけないのです。

起業家:え~っ!そうなんですか!?だって、5万円以下じゃないんですか?

税理士:記載した金額が5万円以下であれば非課税ですが、金額を書かない場合には200円を貼らなくてはいけないのです。

起業家:知りませんでした...

税理士:またまた話は変わりまして。

起業家:はい。

税理士:例えば、1つ10万円以上の備品などを購入した場合には、減価償却資産となって即時損金にならないですよね。

起業家:そうですね。第13回「初期投資のうち、経費になるもの?ならないもの?」で教えて頂きました。


税理士:素晴らしい!よく覚えていますね。では、15万円のパソコンを購入する際に、領収書を2枚に分けて1枚の領収書を10万円未満にするようにパソコン屋さんにお願いをして、それぞれの領収書で即時損金とすることはできるでしょうか?

起業家:それはダメだと思います!

税理士:そのとおりです。優等生ですね!(笑)

起業家:まかせてください!(笑)

本日のポイント!

1)領収書に貼付する印紙税は、1枚の領収書の記載金額で非課税かどうかを判断する

2)白紙の領収書には200円の収入印紙を貼付し消印をする

3)10万円以上の備品等購入の際に領収書を分けて、1枚10万円未満とすることによる即時損金とすることはダメ!

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