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どういう人間関係を作れば心の距離は近くなるのか?・・・藤田です。

17.04.14 | 職員通信1

相手の心を開き、心の距離を近く保つ。そんな関係をより多くの人と持つことができれば、仕事の成果も人生の充実度も大きく上がります。では、そういった関係を持つ秘訣は何なんでしょうか?

相手の心を開き、心の距離を縮める上で大いに活用できる心理学の法則があります。
それは、「類似性の法則」です。人は自分と共通点、類似点が多い人間に親近感や好感を覚えるという法則です。

初対面同士でも、出身が同じ都道府県だったり、同じ趣味を持っていたり、共通の友人がいたりすると、親近感を覚え、会話も盛り上がります。これも類似性の法則です。

この法則は、共通の敵や共通の目標を持った相手に対しても当てはまります。
たとえばスポーツで同じチームメイトとして敵チームと戦うと、チームメイト同士はぐっと打ち解けたりします。
相手と共通の目的を持ち、同じ方向を向くことで、人は相手に親近感や好感を覚えるようになり、その相手は共通の目標に向かってともに取り組む仲間となります。仲間と感じてもらえると相手の心は開き、心の距離は縮まるのです。

会社ではどうでしょうか?家庭ではどうでしょうか?


部課と仲間の関係を築くためには、まず仕事でもプライベートでも部下の悩みやニーズを把握し、一緒に取り組むという関係作りが効果的です。
次にその目標を達成した際には、一緒に喜びを共有します。苦労や苦難が大きいほどその喜びは大きくなります。さらに、次の目標を設定する。このステップを繰り返すことで部下との関係の中に仲間意識が徐々に育くまれてきます。

こういった仲間意識が育まれた関係をより多くの人間と築いていくことで、組織の結束は高まり、活性化していくのです。

誰かと共通の目標に向かって一心不乱に取り組んでいるその過程は、人生の醍醐味ともいえるほどに充実した濃密な時間であり、人生におけるかけがえのない財産となります。そういった時間は上司、部下、取引先のお客様、家族など、より多くの人と共有することが可能です。より多くの人と仲間の関係を築くことができれば、周囲の人間関係も、仕事のパフォーマンスも人生の充実度も大きく変わっていくでしょう。

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