17.09.25 | 労働ニュース

厚生労働省では、過労死防止対策推進法に基づき、毎年11月を「過労死等防止啓発月間」と定めて、過労死を防止することの重要性等についての啓発活動を重点的に行っています。その一環として行われる「過重労働防止キャンペーン」の概要がこのほど公表されました。

厚生労働省では、過労死防止対策推進法に基づき、毎年11月を「過労死等防止啓発月間」と定めて、過労死を防止することの重要性等についての啓発活動を重点的に行っています。その一環として行われる「過重労働防止キャンペーン」の概要がこのほど公表されました。
　今回のキャンペーンでの主な取り組みとしては以下のような内容が予定されています。
　①キャンペーン実施に先立って、厚生労働大臣から使用者団体や労組に対し、主体的な取り組みに向けた協力要請を実施
　②都道府県労働局長が長時間労働削減に向けた積極的な取り組みを行っている「ベストプラクティス企業」を訪問し、その事例を紹介
　③過重労働による過労死などに関して労災請求が行われた事業場や若者の「使い捨て」が疑われる企業などへの重点的な監督指導を実施
　④「過重労働解消相談ダイヤル」（無料）を全国一斉に実施
　　　　実施日時：10月28日（土）9：00～17：00　
　　　　フリーダイヤル：0120（794）713（なくしましょう 長い残業）
　⑤9月から11月を中心に全国で計66回、「過重労働解消のためのセミナー」（参加無料）を実施
　　http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177422.html