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“インスタ映え”するメニューが大好評。5坪・8席で月商260万円!

17.12.08 | 業種別【飲食業】

インスタ映え”という言葉が流行語になったように、今やSNSや口コミサイトに投稿される写真の影響力は見過ごせないものとなっています。 

今回は、思わず写真に撮ってネットに投稿したくなるようなメニューを積極的に開発し、成功を収めた、東京・五反田の『食堂とだか』をご紹介します。

写真映りのいい贅沢食材と、迫力のある盛り付けを追求 

2015年にオープンした『食堂とだか』は、東京・五反田駅近くのビル地下1階、スナックなどが並ぶ飲食店街にあります。 
そのため、“フリ客”とよばれる、通りすがりの客の来店は見込めず、オープン当時は思うように来客数が増えず苦労したといいます。 

そこで狙ったのが、口コミでの集客です。 
しかも、FacebookやInstagramといったSNS、ブログ、掲示板サイトなどの“ネット上での口コミ”にターゲットを絞り、対策を練ることにしました。 

SNS上で注目を集めるには、提供するメニューがフォトジェニックであること、いわゆる“インスタ映え”することが重要になってきます。 

新たなメニューとして開発したのが、煮玉子に新鮮なウニをのせた『ウニ・オン・ザ煮玉子』や、牛モモ肉とサーロインを丼飯の上にたっぷり盛った『牛ご飯』など、贅沢感のある食材をふんだんに使ったメニューです。 
そして、写真に店名が映るよう『とだか』の文字を入れた器も用意しました。 
見事狙いは当たり、これらはたちまち名物メニューとなったのです。 


定番メニューにもひと工夫! 

工夫をしたのは名物メニューだけではありません。 
たとえば、『揚げ出し豆腐』に胡麻豆腐を使ったり、ドリンクに搾りたてフルーツを使うなど、定番メニューにもひと手間、ひと工夫を加えています。 

「お客様によって何がヒットするかは、さまざまです。売りとなるメニューを限定せず、幅広くオリジナリティのあるものを提供するようにしています」と語るのは、店主の戸高雄平さん。 

客単価は5000~6000円ですが、連日2.5~3回転するほどの大盛況ぶり。 
5坪・8席の狭小店舗ながら、月商260万円の繁盛店となりました。 

2016年には、店の斜め前に2号店である『立呑みとだか』を出店。
こちらも5坪ながら、月商300万円の大人気店となっています。 



繁盛飲食店のヒット商法最前線

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