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カラスその後(巣立ち)・・・佐藤友子です。

18.08.17 | 職員通信1

我が家で生まれたカラス達が、とうとう巣立ちました。
1月下旬から巣作りが始まり、3月頃に抱卵、4月中旬には、子ガラス達は3~4羽と確認、そして5月の連休明けにとうとう巣立っていきました。

その朝、2階の窓から見える巣では、子ども達の羽ばたきの練習がいつもより力強く、時には浮き上がったりしていて、もしかしたら今日巣立つのではと思いました。
そんな巣立ちの朝も、親達は餌を運んで来ては、満遍なく口移しに上げていました。

そして、夕方帰宅すると、巣には一羽も確認できません。
とうとう巣立ったかと、少し寂しいようなホッとしたような気持ちで台所にいると、家の裏側からガタゴトと音がします。
何事かと扉を開けて見ると、子ガラスでしょうか、一羽のカラスが隣家の玄関屋根に不時着。
疲れて飛び上がる力が足りないのでしょう、斜めの屋根の上で、悪戦苦闘の様子。

鳴き声が聞こえ周りを見ると、そばの電柱の最上部に一羽、また斜向かいのお宅の、テレビのアンテナに一羽がじっと動かずに止まっています。
そして、比較的体格の良い2羽は、親達でしょう。
そばの電柱や電線に止まって、屋根の上のカラスに向かってしきりと鳴いています。
「頑張れ、頑張れ」と励ましている様に聞こえ、その様子は夜暗くなっても続いているようでした。
その日はとても風が強く、子ガラス達は巣に戻りたいだろうなと思ってしまいました。

翌々朝、一羽のカラスが3~4百メートルほど離れた森の方から、我が家に向かって飛んできます。
力強い羽ばたきから親カラスでしょうか?
目の前に立っている電柱の巣にふわっと降りたかと思うと、直ぐに飛んでいきました。
もしかしたら、子供たちが戻ってきているのではと、確認に来たのかも知れません。

また5日後と2ヵ月後(7月)の夕方にも、3羽の子ガラスが巣の上や巣の傍にいるのを見ました。
気のせいか少し痩せた様に見え、ちゃんと食べているのだろうか?自分で餌を見つけられるのだろうか?と気になります。

巣立ちの後、しばらくは我が家の周辺で、カラスの鳴き声や飛ぶ姿、またお気に入りの電柱や、テレビのアンテナに止まっているのを良く見かけます。
また通勤途中(自転車で20分)に、電線に止まっているカラス達を見ると、我が家の子達では?と思ってしまいます(笑)

それにしても、とりあえず無事に巣立って良かった、その間我が家では誰も攻撃されたことはありません。
むしろカラス達の親兄弟の愛情が感じられて、感動を貰ったような気がします。

カラスさん達、ありがとうさようなら(^-^)

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