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ちょうちん殺しのトンネル・・・安達です。

19.02.08 | 職員通信1

2020年の東京オリンピック開催に合わせて、JR山手線に新しい駅ができることは有名になりました。
そんな新駅ができるに伴って、無くなってしまう珍スポットがあります。
それはJR山手線の田町駅と品川駅の間のガード下にある、通称「ちょうちん殺しのトンネル」と呼ばれた知る人ぞ知るトンネルです。

ちょうちん殺しのトンネル・・・
という響きだけ聞くと、何かの心霊スポットか!?と思いたくなりますが、
まず“ちょうちん”というのはタクシーの屋根で光っているあの表示灯のこと。
そしてちょうちん殺し呼ばれるのは、タクシーがその表示灯をぶつけて壊してしまうほど、とても天井の低いトンネルだからこう呼ばれるようになったのだとか。

どれほど低いかというと、トンネル内の制限高さはなんとわずか1.5メートル!
車両どころか歩行者でさえも頭をぶつける高さです。トラックはもちろん、今流行りの天井高の軽自動車も通行はできません。

車両の高さ制限1.5メートルとなっていますが、実際にトンネルを歩いてみたところ、天井の高さ自体は1.6メートルくらいありそうでした。
私の身長は153センチなので首を伸ばして歩けますが、一緒にいた主人は完全に頭が天井にぶつかっていました。
トンネル全長は山手線・横須賀線・東海道新幹線と3本もの線路をくぐるため、全長200メートル以上はあり、首を曲げながら徒歩で抜けるとなると少々大変そう。

一見すると不便そうなトンネルですが、意外にも利用する人は多いようで、身長160センチ以上ありそうな男性が普通に歩いていたり、自転車に乗った人も、頭をぶつけないよう首を引っ込めながらトンネル内を疾走していきました。
そしてちょうちん殺しの由来にもなったタクシーでさえ、抜け道で使い慣れているかのようにスピードを緩めることもなく走り去っていきました。(ちょうちんも無事でした)

このちょうちん殺しのトンネル、新駅建設に伴って間もなく無くなってしまうので、気になる方はお早めに訪問ください。

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