19.04.12 | 職員通信２

娘達が小学生の頃、近くの子供たちの遊び場となっている、隣の社宅（鉄筋４階建が５棟）の敷地の中で「コウモリがよく飛んでいるよ」と、言うのを聞いて、私はカルチャーショックをうけました。

なぜなら、恥ずかしい話ですが、コウモリは「ドラキュラの世界」ヨーロッパにしかいないものだと思っていたからでした。
当然、一度も生で見たことがありません。
主人に聞くと、子供の頃江戸川区に住んでいた時は、良く見たとのこと。姑も、コウモリは変わった飛び方をしているから、すぐわかると言いますが、私にはさっぱりわかりません。

いずれにしても、日本に生息していないと思っていたのは、私だけのようでした。悪魔の使いがこんな身近にいたとは･･･(笑)
テレビの映像で見たことはありますが、羽をひろげると無気味で、地面に苫っている時は、「ごめんなさいをしているようで」ちょっぴり可愛らしく見える、不思議な生物です。

では、どこに住んでいるのか。主に「アブラコウモリ」というのが、市街地を中心に数匹単位で生活し、1ｃｍの隙間があれば、家屋に侵入し営巣するとのこと。
虫を食べてくれるようですが、糞尿による臭気や染み、細菌類の媒介等で、居住者を困らせるようです。また、鳥獣保護法で守られている為、駆除業者でないと難しいようです。

娘達が遊んでいた社宅は鉄筋でしたが、床下部分に空間があり、コウモリにとっては、格好の住かかもしれません。
今まで、コウモリに出会ったことも無いので、嫌いでも特に困った事もありませんが、やはり営巣には気を付けたいと思います。