相続事例シリーズ パート23 エンディングノートのおかげ

19.05.20 | ビジネス【相続】

毎週ご覧いただきありがとうございます。ご好評いただいております相続事例シリーズを配信していきます。株式会社江口経営センターグループで、相続手続を専門に行っている「相続手続支援センター新潟」が体験した事例等交え、提供していきます。

Kさんから、父親が亡くなったので、相続について相談したいとのことでお電話をいただきました。当センターのことを、何でお知りになったかをお伺いしたところ、自宅にエンディングノートがあり、それを見て連絡したとのことでした。確認したところ、Kさんの父親は以前、当センターのセミナーに参加していただいた方でした。Kさんの話だと父親は家族の前ではあまり話をしない方だったようで、相続や遺骨や葬儀の話などは一切したことがなかったそうです。

 Kさんの母親は既に他界しており、相続人はKさんを含めて子供4人でした。子供たちが遺品整理をしていると、遺言書とエンディングノートが出てきました。遺言書には子供4人への遺産の分割、エンディングノートには葬儀・遺骨についてや、父親の友人の名前や住所・電話番号などが書いてありました。生前にはほとんど知らなかった父親の思いや友人関係が明確になり、父親の希望に沿った葬儀をすることができ、また、友人・知人への連絡などがスムーズにいき、良い葬儀ができてとても良かったとのことでした。そして何よりも子供たち一人一人への思いや遺産分割についても書いてあり、相続について争ったり、とまどったりせずに済んだそうです。

 すべての相続手続きが終わったあとにKさんを含む4人の子供さんたちから「普段は知らなかった自分の親のことが理解でき、エンディングノートがあってとても助かった。今度は自分自身の相続の時に使いたい。」とおっしゃっていただきました。

 生前に希望していた通りの葬儀ができ、残された4人の子供さんたちが争うことなく相続をし、父親の思いを理解することができたのは、エンディングノートがあったからこそだと感じた事例でした。

 

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