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税理士の佐藤です・・・宇宙探査機はやぶさ2から見る日本の技術

19.07.12 | 所長通信

JAXAの宇宙探査機はやぶさ2は7月11日小惑星リュウグウの地表に誤差1メートル以内に着したとみられています。
地球から3億4千キロの宇宙を旅して正確な位置に着地し、地下にあった太陽系の歴史のかけらと言われる物質を手に入れ、後は地球に持ち帰るだけ。
「今回のミッションは、100点満点中1000点」と言わしめました。

今回は2回の着地でリュウグウの地表にある物質と地下にあった物質を収集できたことに非常に価値があるとされています。
両方に違いがなければ、「小惑星の表面は物質がよくかき混ぜられている」、違いがあれば表面はかき混ぜられておらず「水や有機物が地下に保存されやすい」と考察できるからです。

今回のミッションに当たってリュウグウの表面に直径10メートルのクレーターを作ることに世界で初めて成功することができましたが、この最高難度の技術を打ち立てたのは福島県内の企業です。
東日本大震災で工場の操業がストップする中、納期に遅れまいと検討を繰り返し技術者の執念で完成することができました。
原発で悩む福島発のモノづくり技術が身を結び人々を勇気づける明るいニュースとなりました。

日本のお家芸であるモノ作りに必要な好奇心・創造力・執念・・・と言ったものはAIの進化で取って代わられることはないのではないでしょうか?

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