20.06.21 | 労働ニュース

令和2年度二次補正予算および雇用保険法の臨時特例法案の成立を受けて、厚生　労働省は12日、雇用調整助成金の1人1日当たり上限額をこれまでの8330円から1万5000円に引き上げることを公表しました。

対象となるのは、本年4月1日から9月30日までに実施される休業および教育訓練で、上限額は企業規模を問わず引き上げとなります。
また、解雇を行わず雇用を維持している中小企業に対する助成率は、これまでの原則10分の9から、特例要件等に関わらず一律で10分の10に引き上げられます。
上限額の引き上げおよび中小企業を対象とする助成の拡充については本年4月1日にさかのぼって適用され、すでに支給決定がなされている事業主に対しては、後日に追加支給分（差額）を支給することとしています。

　　https://www.mhlw.go.jp/stf/press1401_202005061030_00004.html