●「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」の申請手続き等を公表
20.07.08 | 労働ニュース
厚生労働省は7日、新型コロナウイルス感染症の影響で事業主の指示により休業し、その間の休業手当を受けられなかった中小企業労働者を対象とする「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」の申請手続き等を公表しました。
この制度は、労働者からの申請に基づき直接支給を行うもので、令和2年4月1日から9月30日までの間の休業が対象となります。支援金の支給額は、1日当たりの平均賃金の80%(上限1万1000円)に休業実績の日数(各月の日数から就労または労働者の事情で休んだ日数を差し引いた日数)を乗じて算定します。
郵送による申請は近日(7月10日予定)に受付開始となり、労働者本人が記入する支給申請書と併せて、事業主が記入・捺印する支給要件確認書が必要となります。また、今後オンラインによる申請受付も行う予定とされています。
厚生労働省では、同日から専用のホームページを開設し、申請手続きや必要となる記入用書式、制度に関するQ&Aなどの情報提供を開始しています。