税理士法人すずらん総合マネジメント

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来期の経営計画書について

20.10.07 | 謙太の部屋

 現在弊所の来期の経営計画書を作成しております。

◯経営計画書は社長自らがこれと取り組め

・いくら忙しくても最重要な仕事ができないということこそ、おかしいのである。経営計画をつくるために時間がとられて、ほかの仕事ができなかったというなら話はわかる。しかし、忙しいから経営計画を自らたてる時間がない程おかしなことはない。だから、我社の未来を決めてしまう経営計画に、時間を節約するというほど、間違った時間の使用法はないので、経営計画に時間をかけることこそ、時間の最も有効な使用法である。というのは、計画に費やした時間の数十倍、数万倍の時間が、それ以後に節約できるからである。

・社長は事業の経営をする人である。事業経営が顧客の創造である限り、経営計画はあくまでも顧客の要求に応ずるための我社のあり方を示すものである。また社内の事情というものは、我社の目標に対する制約条件であり、目標とのギャップを我々に教えてくれるものである。だから社内の事情というものは、経営計画を立てる時考えるものではなくて、実施の時に考えるものだ、という認識をもたなくてはならない。したがって、経営計画は社内の人々の意見や実情などとは無関係に「我社の生き残る条件は何か」という一点に絞って立てるものである。また、経営計画の樹立には、経営責任のない社員を絶対に参画させてはならない、あくまでも経営責任をもつ役員以上だけで討議し、社長が決定してゆくべきである。

一倉定先生

ということで弊所経営計画書の書き出しです。

所長の使命                                                                  

企業経営にとっては、利益を生み出し、事業を成長発展させることは当然です。

しかし、それ自体が目的であってはいけないと思います。企業経営者にとって社会の発展に貢献していくには、人材を育て次世代につないでいくことが何より大切です。利益を生み出しても、事業を拡大発展させても、それらを支えるのは全て人だということを考えれば、企業にとっての究極の目的は人づくりに他ならないからです。

 

財を遺すは下 事業を遺すは中 人を遺すは上なり

されど財をなさずんば事業保ち難く 事業なくんば人育ち難し 後藤新平

 

弊所12月決算なので年内に完成予定です。

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