夕顔と夜顔の違い…山田です
21.09.08 | 職員通信2
夏休みに育てる植物の代表といえば一番に思い浮かべるのは朝顔です。
その名の通り早朝に花を咲かせて昼前には閉じてしまう早起きの花です。
昼顔は昼の暑い盛りに咲く花で夕方にはしぼんでしまいます。
夕顔と夜顔は夕方から翌朝まで夜の間に花を咲かせるためそれぞれの
名前がついています。
この中で一つだけ種類が違うのが夕顔です。
夕顔だけは「ウリ科」で他の3つは「ヒルガオ科」。
ウリ科の植物ということで花が咲いた後はにはひょうたんのような実がなるそうです。
そしてこのひょうたんをひも状に剥いて干して乾燥させた食品が
あの寿司のネタでもある「かんぴょう」なんです。
かんぴょうは、夕顔からできるなんで初耳でした。
妹から夕顔の苗をもらったので、楽しみに育ててみたところ、
朝顔のつるよりも太くて力ずよく葉っぱも大きくどんどん成長していきます。
しかし花が咲くだけでひょうたんのような実がなかなか出てきません。
調べてみたところ花の形からするともらった苗は、夜顔であることが判明しました。
ガーデニング店などでは「夕顔」として売られていることが多いですが、実は夜顔であることが
ほとんどで、かんぴょうになる夕顔は普通店頭ではあまり売られることはないそうです。
少しがっかりしましたが、
名前の通り本当に日が暮れるころになると真っ白な花が咲き、昼になるとしぼんできます。
夜が見ごろなのでしょうが雨戸を閉めてしまうので鑑賞できませんが、早起きした朝にゆっくりと
楽しみたいと思います。
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