21.09.28 | 労働ニュース

厚生労働省は16日、65歳超雇用推進助成金のうち、「65歳超継続雇用促進コース」の新規申請が多数に上ったため、令和3年度分の申請受付を停止することを公表しました。

　65歳超継続雇用促進コースは、①65歳以上への定年引き上げ、②定年の定めの廃止、③希望者全員を対象とする66歳以上の継続雇用制度の導入、④他社による継続雇用制度の導入のいずれかを行い、所定の要件を満たした事業主に対して1回限り実施費用の助成を行うもので、例えば「70歳以上への定年引き上げ」の場合は160万円を助成など、実施内容に応じて助成額が定められています。
　同コースの今年度分新規受付は、高齢・障害・求職者雇用支援機構の都道府県支部窓口へ9月24日17時までに持参されたもの（郵送は簡易書留に限り9月24日消印のもの）までで停止となります。なお、同助成金の「高年齢者評価制度等雇用管理改善コース」および「高年齢者無期雇用転換コース」については、引き続き申請受付が行われます。

　　https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000139692.html