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新型コロナウイルスワクチン接種を拒否する労働者に対する解雇など、企業向けQ&Aを更新

21.11.06 | 労働ニュース

厚生労働省は24日、ホームページに掲載している「新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)」を更新し、新型コロナウイルスワクチン接種にまつわる下記3問を追加しました。

〔10-問11〕新型コロナウイルスワクチンの接種を拒否した労働者を、解雇、雇止めすることはできますか。

〔10-問12〕新型コロナウイルスワクチンを接種していない労働者を、人と接することのない業務に配置転換することはできますか。

〔10-問13〕採用時に新型コロナウイルスワクチン接種を条件とすることはできますか。

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 このうち〔問11〕では接種拒否のみを理由とする解雇・雇止めは許されるものではないと明記。〔問12〕では、個別契約や就業規則等で転勤・配転を命じ得る定めがある場合も、これらの命令が権利濫用と判断される可能性があることを指摘し、その目的、業務上の必要性、労働者が被る不利益の程度、配転以外の方法による感染防止策による代替可能性を検討するとともに、配転への労働者の理解を深めるよう努めることを勧めています。また〔問13〕では、ワクチン接種を採用条件とすることを禁じる法律はないものの、その理由が合理的であるかどうか十分に検討・判断することが必要としています。

  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html#Q10-11

 

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