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本に挟まっている短冊のアレの正体…新井です。

22.08.08 | 職員通信2

<見たことはあるけどよく知らないアレ>
本屋さんで本を購入したときに挟まっている色のついた短冊状の紙、
しおりとして使ったり、すぐゴミ箱に捨てていたり…
今までじっくりと見たことがなかったのですが、ふと気になって調べてみました。

<あの短冊には名前があった>
本に挟まっている短冊には名前がありました。
「売上スリップ」または「スリップ」、「短冊」というそうです。
スリップという言葉になかなか馴染みを感じないなと思いました。

<「売上スリップ」の役割>
片面が「売上カード」、もう片面が「補充注文カード」と書かれており、
・「売上カード」は名前の通り、売り上げを管理する役割
・「補充注文カード」は出版社や本の問屋に注文する役割
などがあります。
ですが、今では多くの本屋さんで、POSというデジタル管理システムを取り入れて売り上げなどを管理しているのでこの紙はもう必要が無くなってきているようです。

<「売上スリップ」はなくなっていく…?>
上述したように、デジタル化が進み、出版社によってはこの売上スリップを廃止しています。
2018年ころには1年間で約20社が廃止しており、出版不況や業務の効率化を理由に廃止が進んでいます。

<そっくりな革製のしおり>
デジタル化に伴い廃止が進んでいる売上スリップですが、これをモチーフとした革製のしおりがありました。見た目もオシャレで本革を使用しているので革の良い匂いがするそうです。
読書好きな人にプレゼントするのもいいかもしれません。

ふと気になって調べたら売上スリップの色んなことが知れました。
いつもはすぐに捨てていたあの短冊に少し愛着がわきそうです。

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