税理士法人SKC

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凄い本が出た! BLACKOUT

23.07.28 | 堺俊治の独り言的情報

 著者はキャンディス オーエンス(CANDACE OWENS)現在34歳の保守系政治評論家で、「ザ・キャンディス・オーウェンズ・ショー」というYouTubeチャンネルを持っていいます。 
 監訳者のあとがきを引用します。「今日ほど“真実を語ること”が、大切になっている時代は、歴史上ない。全世界を覆う、いわゆるコミュニケーションネットワークは、実際にグローバリストという反人類エリートの手に握られ、エリートが作り出すナラティブ(ストーリー)しか発信することが許されない状態になってしまった。」この監訳者は日本在住の歴史学者であり、日本史研究者です。 米国(USA)では、2020年に刊行されています。 読んでみて感じていることを箇条書きにしてみたいと思います。 そして皆様にも是非読んで欲しいと思います。 とくに日本のオールドメディア(テレビ・新聞)の情報しか得ていない方々は、陰謀論とメディアが中心に排除してきた情報が、そんな一言で排除できないことに驚かれるかもしれません。
 

 

それでは列挙します。 この中にはある程度想像できていたことも一部含まれますが、米国の黒人女性が、あらゆるファクト(事実)を基に明らかにしていることなので、改めて確信出来たことも含みます。 この著作も含め、発言力も強いので、彼女は現在、民主党と民主党が主導する主要メディアからあらゆるバッシングを受けているようです。 彼女は2016年までは反共和党だったようで、当時の活動やフェイクも含め、今も、民主党やメディアからの強い反発は続いているようですが、彼女が明らかにしている歴史的ファクトを覆すことは出来ていません。

1.  米国の黒人社会の歴史について、私はこれまで、浅はかな知識で判断し解ったような気になってきたこと。
2.  白人至上主義差別集団として有名な、黒人に対するテロ集団KKK(クー・クラックス・クラン)団は民主党の援助で活動してきたこと。 奴隷制度解放以前は奴隷を使っていたのは民主党員で、共和党員には奴隷を雇っていなかったこと、これは驚きでした。
3.  リンドン・ジョンソン大統領は1964年に公民権法に署名をしたことで英雄視されているが、彼は根っからの白人至上主義の差別主義者で、この公民権法の署名によって、全黒人票を民主党に集め選挙基盤を盤石にしようとしたこと、これも驚きです。
4.  宗教への信仰よりポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)を優先させることで、奴隷時代からの黒人の精神的安寧の拠り所であったキリスト教への信仰を、剥がしていること。 1世代前も、黒人の精神的安寧は神への信仰にあったようです。 民主党の政策により神への信仰が薄れ、あたかも民主党を神に置き換えさせるような政策となっているということ。
5.  リベラル派が進めているLGBTQやフェミニストの背景に社会主義(共産主義)思想があり、超富裕層で白人エリートに顕著なホワイト・ギルド(過去に白人が黒人に行った   ことに対する罪悪感)の思想が、この活動の精神性を支えていること。
6.  BLM(ブラック・ライブ・マター 人種差別抗議運動)やAntifa(アンティファ 反ファシズム運動)は民主党に支援された政治テロ組織というか極左暴力集団のようなものであること。住宅地は塀で隔離され、お抱えのボディーガードで外からの暴力に守られた超富裕の白人エリートの民主党議員が主導して、警察の予算を削減する政策を進める意図は何なのか。
7.  黒人に対するあらゆる民主党の政策は、黒人を票集めの為に、かつて民主党員が南部で黒人を農場(プランテーション)に囲っていたように、現在の黒人も、おいしいエサを与えられるという幻想で、同じように農場主である少数の超富裕層白人エリートのプランテーションに囲わられているということ。
8.  民主党は、黒人の覚醒者が増え、民主党から離れ始めているため、これまでの黒人票集めに成功していることに味を占めたのでしょう、次は移民政策で移民の票を集めようとしていること。 

 訳文特有の理解しにくい部分もありましたが、比較的平易な文章なので短時間で完読できました。是非、手に取ってみてください。

   この書籍とは離れますが、最近、弁護士で民主党上院議員のロバート・ケネディ・ジュニア(J.F.ケネデイの甥っ子)(69歳)が、民主党からは陰謀論と片付けられている内容の発言で、次期大統領に立候補しているにもかかわらず、民主党に真っ向から対決しています。 先日も、確か7月20日頃、民主党のメディアに対する検閲、隠蔽について徹底的に諮問委員会にて問題にし、対決しています。 「現在の民主党は米国を全体主義国家に導こうとしている。 本来の民主党に戻さないといけない。」というのが、彼の大まかな主張ですが、これは明らかに現在の民主党が米国民の為の民主党ではなくなっているという警告のようです。

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