23.10.13 | 所長通信

皆様こんにちは税理士の佐藤です。
・・・自分の製品を完全なものに近づけるには、自分の製品はこの通り全く不完全です。と言うことによって近づくことができます・・・？

自分の製品の欠点を顧客に伝えることは自分で自分の首を絞めるようなものではありますが、一方で見込み客にとってあなたの言葉が信用できると映るようになると言う効果があります。あなたは正直さと透明性のお陰で信頼のアクセルを強く踏むことができます。
正直以外の理由で売り手が自分の製品について何か悪いことをいう理由はほかにないからです。見込み客はあなたの言葉だけではなくあなたと言う人間を信じるようになります。
特に疑い深い相手に物を売ろうとするときに有効です。

しかし、自分の製品をあらゆる角度から批判すると言っている訳ではありません。あなたの製品がライバルよりちょっと劣るごく小さな点を伝えることです。製品本体があまり傷つくことの無いようなものをコントロールしながらこの原理を使わなければなりません。
「うちのピザはよその店より10分ほど長くお待ちいただかなければなりません。それはソースを手作りしているからです」
「うちの店では他の店よりも商品の在庫は多くありません。今流行のファッション性の高いものだけを厳選して仕入れているからです」
欠点とは言えライバルと比べてその違いがさほど重要ではなく、欠点がメリットと解釈されるものを選ぶのが大切です。