23.12.15 | 職員通信２

2023年の世相を表す今年の漢字が発表されました。
今年の漢字は「税」だそうです。
新聞によると、この漢字が選ばれたのは14年以来2度目。
14年の時は消費税が5％から8％に引き上げられた年でした。

税から連想される中で一番印象が強かったのは、やはりインボイス制度の開始でしょうか。
10月に始まり早ふた月ほど経ちましたが、まだまだ混乱の最中にいる気がします。
細かな規定が多く、特例の適用ができるのか否か、いつまで適用できるのかなど事業者さんによって異なるため、引き続き気を付けて見ていかなければならない点です。

また、2024年の税制改正案のニュースをよく見るようになりました。
法人税では賃上げ促進税制の優遇措置を黒字企業だけでなく赤字企業にも恩恵があるようにしたり、所得税では子育て世代の住宅ローン減税の借入上限を維持したり、取り扱いに注意が必要な項目がありそうです。
税とは少し離れますが、来年10月からは社会保険の適用事務所の拡充も予定されています。
来年も勉強することがたくさんありそうです。

…取られる話ばかりで片腹痛いですが、皆様よいお年をお迎えください。