15.12.11 | 所長通信

今年も一年が終わろうとしています。

私は子供の頃から、死ぬまでに一度は見てみたい、と思っていたモノがあったのですが、有り難いことに今年はその夢がかないました。

さて、私が死ぬまでに一回は見てみたいと思っていたモノとは・・・。

私が死ぬまでに一回は見てみたいと思っていたモノ、
それは「天の川」です。


子供の頃は天の川は一年に一回七夕の日にしか見られないモノだと思っていました。
しかし、７月７日はまだ梅雨も明けていないことが多く天気が悪く、良くてももちろん見えませんでした。


そのうちに諦めていたのですが、七夕の日以外でも天の川は見られるのだと気付いたのは
恥ずかしながら３０過ぎの大人になってからでした。

以来、いつか一度は見てみたいと思うようになり機会をうかがっていました。

７年ほど前オーストラリアに旅行に行くことがありました。
その際星空観察ツアーがあり申し込みました。
天の川を見る為にはいくつかの条件が揃わなければ見ることはできません。

１つは空気が綺麗で真っ暗の場所であること、
２つ目は天気が良いこと、
３つ目は月が出ていないことです、

月が出ていると月の明るさで天の川は見えなくなります。

私は自他ともに認める「晴れ男」でこの時も２つ目までの条件はクリアできたのですが、
残念ながら満月がこうこうと光っていて天の川を見ることは出来ませんでした。

そして今年、８月にハワイのマウイ島に行く機会が有りやはり星空観察ツアーに参加いたしました。
場所は真っ暗な夜のゴルフ場、天気はやや雲が出ておりましたが問題なし、そして問題の月も出ていません。

ライトが消されて夜空を眺めると日本では見られないほどの沢山の大粒の星が散りばめられています。
雲も浮かんでいるのですが、その中に雲のようでどこか雲では無い様な、
すじ雲のようなものが薄らと見えます・・・

そうです、これこそが子供の頃から憧れていた初めて見る天の川だったのです。

重なる時には重なるもので、１０月にも南アルプスの駒ケ根に
税理士会の旅行に行った時にも星空観察ツアーがあり、参加しました。

養命酒の工場があるような周りを山で囲まれた真っ暗な場所です。
そこから更に山奥の「日本で一番星空が綺麗に見える場所」まで夜８時過ぎに出かけて行きました。
天気は晴れ、そして月も出ていません！
レジャーシートを引いて芝生に横になり空を見上げると、
そこにはガイドさんも見るのは珍しい位だと言うほどのみごとな星空が広がっていました。

もちろん そこには夜空にミルクをこぼしたような一筋の天の川の姿が横たわっていました。

そして織姫と彦星のもはっきりと見えます。観察時間は一時間ほどだったのですが、
あまりにも沢山の星座が見えるのでガイドさんも予定より３０分も多くギリシャ神話を紹介してくれました。

　
願い事は、願えばかなうモノなのですね、今年は私の長年の夢が一気にかなった年でした。

来年は是非皆様の願い事がかないますようにお祈りを込めまして、
今年最後のメールマガジンを締めさせて頂きたいと思います。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。