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やさしくなりつつあるゴリラ・・・大橋です

16.01.07 | 職員通信2

今年は申年ということで、サルといったらゴリラですよね。

今日はゴリラの話をします。

私が子供のころは、ゴリラといったら獰猛で凶暴、という怖いイメージが一般的な動物でした。
確かに顔や体もいかついし、なんかウホウホいってるし威嚇のためにウンコを投げるらしいし、
もし路地裏を歩いてるときに、向こうからゴリラが手に拳をパンパンやりながら近づいてきたらと想像すると、かなり恐ろしいですよね。

しかし、そんな悪いイメージだったゴリラも、最近では180度かわりつつあります。

「顔はいかついけど心は優しい」だとか
「森の賢者」のような、知性的で暖かいイメージに変化しているように思います。

国語辞典の表記も、昔と比べてだいぶ変化しているようです。 


国語辞典のゴリラがだんだんやさしくなる



ゴリラは、見た目のイメージだけでキングコングのようなモンスターにされていました。
しかし、たとえば胸をウホウホ叩く「ドラミング」は、本当は争いを避けるための威嚇であったということなど
研究が進むにつれ、ゴリラの生態・性格が明らかになりつつあります。


「ココ」というゴリラを知っているでしょうか。

1971年7月4日生まれ。
サンフランシスコの動物園で生まれたメスのゴリラです。

彼女が誕生日にプレゼントされた猫をかわいがる動画を紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=gR6MeFFzqQ8

かわいいですね。母性を感じます。

しかしこの猫の「ボール」
悲しいことに交通事故にあってしまい、ココと会うことができなくなってしまいました。

それを伝えられたココはショックを受け「悲しい」と手話で答えたそうです。

そう、ココはなんと2000語もの手話を習得しています。


亡くなった俳優、ロビン・ウィリアムズとも友達なのですが
https://www.youtube.com/watch?v=I9I_QvEXDv0

前に映画でロビンを見たことがあったココは、そのビデオの表紙のロビンと目の前のロビンを指さし

「これ彼だね」とジェスチャーしたそうです。

ロビンは2年前に亡くなりましたが、ココが訃報を聞いたとき、とても悲しんだそうです。


ボールやロビンの死を知った時に、ココは悲しみを表現しました。
つまりココは「死」という概念を理解し、死生観を持っているということがわかります。


ある研究者が、ココに「死」について尋ねた記録があります。


研究者「ゴリラは死ぬ時、どう感じる?
    しあわせ、かなしい、それとも怖い?」

ココ「眠る」

研究者「いつゴリラは死ぬの?」

ココ「年をとり、病気で」

研究者「ゴリラは死んだらどこにいくの?」

ココ「苦労のない 穴に さようなら」



いや、ココかっこよすぎませんか?

私も2016年はウホウホ言ってないで、穴に落ちないようココを見習って物事を考えるようにしていこうと思います。

そんなことで、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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