有限会社 サステイナブル・デザイン

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ポケGOかポケNOか?

16.07.28 | オトク情報

ポケモンGOというスマホゲームアプリが大人気ですね。
連日、各地でのトラブルや逮捕沙汰が報じられています。

街角でも、なんでこんなところにこんなに人がいるの?
夜中でもギョッとするほど人が集まっていると、みんなスマホ片手に「ポケGO」です。

いろいろな観察や分析があると思いますが、
私が想起したのは、、、「○○○男」です。

「ハーメルンの笛吹き男」
グリム童話にもおさめられている、中世ドイツでの逸話です。

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ハーメルンという町でネズミが大発生して困っていると、
笛吹き男が現れて、報酬をくれるならネズミを総退治するという。

町民が頼むと、笛吹き男は約束通り、笛を吹いて町中のネズミを集め、
川に落として溺死させた。

ところが、町民は約束の報酬を払わなかったので、翌日、
笛吹き男は今度は町中のこどもたちを集めて連れ去り、二度と戻らなかった。。。
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ざっと、こんな話ですね(真相については諸説あるようです)。

で、この話と、ポケモンGOはどう関係するのか。
あくまで私の頭の中ではこうつながりました、ということですが。

ポケモンGOで、「ジム」とか「ポケストップ」とかに集められ、
あるいはどこにいるかわからないポケモンを追い求め、
人々は文字通り、無我夢中になっています。

画面だけを見ながら、
笛吹き男に操られるかのように、
本当に崖から転落したり、
人の家や高速道路に立ち入ったり、
クルマを危険運転したり。。。

笛ではなくてスマホ。
1人の男ではなくゲーム。

ですが、実際に、思ったところに思ったように人を集めたり
動かしたりすることができるわけですね。

これ、悪意で使われたら、なかなかコワイことではないでしょうか?

どんなツールも使い方次第ですが、
ポケGOは現代の「笛吹き男」になりかねないな、と思った次第です。

人それぞれの判断と選択があると思いますが、
私は、「君子危うきに近寄らず」です。

今のところ、捕獲対象となるポケモンの数に限りがあるようなので、
全部捕まえたら熱も冷めるのかもしれませんが、、、、

そしてもう1つ、「李下に冠を正さず」。

歩きスマホは、

ニュースを読んでいたり、
地図で経路を確認していたり、
メールのやりとりをしてたり、、、

しても、傍から見たら、「あいつもポケGOか」と見えるかもしれません。

いずれにしても、危険運転ならぬ危険歩行なので、これを機に慎みましょう。

つまり、「人の振り見て我が振り直せ」。

というわけで、私の答えは「ポケNO」ですが、皆さんはいかがでしょう?

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