社会保険労務士法人九州人事マネジメント

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今月の労務ニュース(4月②)

17.04.18 | 労働ニュース

●厚労省が「がん患者の就労支援」の強化策を示す(4月13日)
●介護保険関連法の改正案が厚労委員会で可決(4月12日)
●トラックドライバーの「荷待ち時間」記録義務付けへ(4月10日)
●2019年春入社の就活日程は前年同様に 経団連方針(4月10日)
●遺族年金「生計同一」を認めて支給へ 厚労省方針(4月8日)

●厚労省が「がん患者の就労支援」の強化策を示す(4月13日)
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厚生労働省は、国のがん対策の指針となる「第3期がん対策推進基本計画」の策定に向けた有識者会議において、がん患者の就労支援強化に関する案を示しました。治療と仕事の両立支援のため、医療機関向けに企業との連携マニュアルを作成すること、短時間勤務制度などの社内制度を整備すること等を盛り込んでいます。今夏の閣議決定を目指すとしています。

●介護保険関連法の改正案が厚労委員会で可決(4月12日)
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衆議院厚生労働委員会で介護保険関連法の改正案が可決されました。今国会で成立すれば、来年8月から現役並みの所得がある人の介護保険サービス利用料が3割へ引き上げられ、介護保険料の負担が収入に応じて増減する「総報酬割り」が今年8月から段階的に導入されます。

●トラックドライバーの「荷待ち時間」記録義務付けへ(4月10日)
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国土交通省は、トラックドライバーの「荷待ち時間」を乗務記録に記載するよう義務付ける方針を明らかにしました。運送会社が荷主に対して追加費用を請求しやすくし、ドライバーの待遇改善につなげるのが狙いです。省令を改定し今年6月から実施の予定となっています。

●2019年春入社の就活日程は前年同様に 経団連方針(4月10日)
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経団連が2019年春入社の就職活動に関する指針を発表し、活動日程は前年と同様、「3月1日:会社説明会解禁、6月1日:採用面接解禁」に決定したことがわかりました。また、これまで5日以上と定めていたインターンシップについては1日からの実施を可能とし、採用活動への活用を禁じることを明記しました。

●遺族年金「生計同一」を認めて支給へ 厚労省方針(4月8日)
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岡山県在住の50代女性が2014年に支給を申請したものの認められなかった遺族厚生年金について、厚生労働省は今年3月に「生計同一」を認めて不支給処分を取り消し、支給する方針を示していたことがわかりました。同省が一度決定した処分を変更するのは異例とのことです。

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