TFSコンサルティンググループ/TFS国際税理士法人 理事長 山崎 泰

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残暑お見舞い申し上げます

14.05.30 | 【バックナンバー】山崎泰の月刊メッセージ(2014年5月まで)

2008年8月28日08:56:00

残暑お見舞い申し上げます

 

今年は、例年にない暑い日々が続いたかと思えば、けたたましい雷雨が降ったり、瞬く間に秋が訪れたような天候となっていますが、皆様には、如何お過ごしでいらっしゃいますか。

先日、夜の新幹線で軽井沢に参りました時、タクシーの運転手さんに聞くと、軽井沢でも日中は30度を超すと聞いて驚きました。
避暑地と呼ばれ続けた地にまで、確実に温暖化現象が迫りつつあるようで、何とも不安な気持ちになりながら、夜の木立を眺めていました。

会計事務所にとって、8月は税理士試験や公認会計士試験があり、新しい仲間が増えるとともに、また人事の動く時期でもあります。

人は、去り際に本音が出る――こう、教わったことがあります。

出張や旅行でホテル・旅館に泊まった時、シーツ、布団、使ったコップなどを片付けなくても、誰にも文句を言われません。
確かに、お金を払って泊まっているのですから。しかし、だからこそ、去り際をきれいに。誰も見ていないからこそ、人間性が出るんだ、との教えでした。

私などは、その教えの十分の一もできていませんが、勝手なものでやはり人の去り際は気になってしまいます。

私どものグループでも、最後の最後まで職務を遂行して卒業していくスタッフ、退職届けと同時に有給休暇の消化を急ぐスタッフ――すべてが、私自身の社員教育のなせる結果ですが、本当に人格を磨きつつ、人を育てる難しさを感じます。

そんな折、過日、伊勢神宮セミナーにご参加頂いたお若い女性の方から、大変嬉しいお便りを頂きました。


「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる。」
その教えを実践しようと、日々感謝の気持ちをもって丁寧に生きようと心がけています、とのことでした。


皆様にとりまして、実り多き、そして未来につながる夏の日々でありますよう、心よりお祈り申し上げます。

平成20年(2008年)8月

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