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口は災いの元! 調査官との雑談にも要注意

17.09.15 | 税務会計

「社長はゴルフがお好きなんですね?」
といった、雑談の中で出てきそうな何気ない質問でも、調査を目的にしている可能性があります。

ここで「そうなんです。週2回は友人と一緒に行ってます」とうっかり回答してしまうと、接待費として計上していたゴルフクラブの会員費が否認されるかもしれません。

「自分は余計なことを言わない」という確固たる自信をお持ちの方は、調査に立ち会ってもボロが出ないかもしれません。
しかし、腕のいい調査官は雑談が得意で、知らないうちに調査のヒントを与えてしまうことが多々あります。

調査に同席するメリットは皆無ですから、帳簿の調査が始まれば、調査場所から即刻退出してしまうのがよいでしょう。

ちなみに、余計なことを言わないためのポイントを1つご紹介しておきます。

それは「答えられない質問にすぐ返事しない」ということです。

答えにくい質問や確認しないとわからない質問を聞かれても、即答する必要はありません。
「確認しますので待っていただけないでしょうか」と言えば、回答までの時間をもらえるのです。

不明確なままで回答してしまうと、帳簿と矛盾する可能性があります。
つじつまが合わない話をしてしまうと、虚偽報告を受けたと捉える調査官もいるかもしれません。

不要なリスクは負わないようにしましょう。

「余計なことは言わない」

これが税務調査においての鉄則です。

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