TFSコンサルティンググループ/TFS国際税理士法人 理事長 山崎 泰

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『一番忙しい人が、一番たくさんの時間をもつ!』 ~「一日3時間×3ヶ月」と 「1万時間の法則」~

18.01.03 | 学び・学問

■ 澄み切った青空のもと、RIZAPグループ本社へ

12月中旬、新宿区北新宿にあるRIZAPグループ本社にて、同社役員との打ち合わせ。

本社の入る新宿プロントタワーは、私が現職議員時代、再開発予定地だったため、都庁と地元とを何度も行き来した、思い出深い地域に立ちます。

昔の街並みを思い起こしながら、見違えるようにそびえ立つビルに、感慨深く足を踏み入れました。

青空に加えて風もなく、気温も低かったので、同社の入っている新宿プロントタワー31階からは遠く雪景色の富士山がくっきりと見えて・・・
心の底まで澄み渡ったような気分です!!


(つづく)

■ 国際税理士法人 & RIZAP ENGLISH

主な打ち合わせ内容は、国際税理士法人を謳う当社として、
語学力強化のためにRIZAPグループの力を借りたい旨の相談でした。

RIZAPグループの取締役は、弁護士。

社内には他に法務専門の弁護士は在籍するものの、
法人営業の統括役員が弁護士資格をもつなど、
RIZAPグループのコンプライアンスに対する姿勢を垣間見るような思いです。

この日のメインは・・・
グループ会社でもあるRIZAP ENGLISHの取締役との打ち合わせ。

中国での赴任経験も持つ、株式会社リクルート出身の役員から、様々な経営方針を伺うなかで、
ボディメイクやゴルフレッスンなど、RIZAPでの一定期間にわたる自身の成功体験を経て、
今度は英語にチャレンジ!という人も多いとのこと。

RIZAP ENGLISHでは、最初のカウンセリングとして、
一日3時間を、目標達成のための英語トレーニングに割けるかどうかを確認。

せっかくカウンセリングに来ても・・・
大半は、この時点で無理?!と諦めてしまうらしいのです。


■ 1万時間の法則





何事にも、短期で成果を出すための、必要となる最低限の時間なのでしょうか。
そういえば、松下政経塾の先輩でもある小田全宏氏(アクティブ・ブレイン協会会長)が、
自身のブログのなかで「1万時間の法則」というものを紹介していたのを思い出しました。

たとえどんな分野でも、
1千時間心を込めて練習すると、誰でも一応“それなりの形”になり、
1万時間を超える“ひとかどの存在”になると言われる法則だそうです。

ということは・・・
一日3時間×約1年間、心を込めて英語、ゴルフ、ボディメイクに取り組むと、
誰でも一応“それなりの形”になるという計算になります。

おそらくRIZAPでは、このトレーニングを短期間に集中させ、
スタートダッシュとともに専属トレーナーによる工程管理をするところが、
結果にコミットできる要因なのかもしれません。


■ 「一番忙しい人間が、一番たくさんの時間をもつ!」

目の前に座るRIZAP ENGLISHの担当役員・・・
自社のRIZAP ENGLISHの成果を確かめるべく、 
あえて自身でトレーニング内容を検証すべく、
自らの時間を捻出し、自らにも負荷を課しながら、
自費で英語トレーニングを受けているという話に、
ホンキの本気を感じて、思わず聞き入ってしまいます。。。

やはり、忙しいビジネスパーソンにとって、
時間の捻出には、”隙間” 時間の活用が大きなポイント!

スイスの心理学者、アルフレッド・ビネーは、かつてこう言いました。
「一番忙しい人間が、一番たくさんの時間をもつ!」

”隙間” 時間・・・
スマートフォンが欠かせない昨今、わずかな時間ができると、
反射的にスマートフォンを取りだしているような気がしないでもありません。

そんな中で、わずかな時間、貴重な”隙間” 時間をいかに使い切るか・・・

一日のうち5分・10分を大切にすることは、
人生を大切にすることにつながる・・・

そんなことは、頭では分かりきっているのですが。。。

“隙間”時間も大切に、今年を締めくくりたいものですね。


     平成29年(2017年)12月
             山  崎   泰

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