今別の労務ニュース(10月②)
18.10.12 | 労働ニュース
●休み方改革で中小企業に補助(10月5日)
●65歳以上雇用へ法改正(10月5日)
●パワハラ防止 年内に具体策まとめる(9月26日)
●休み方改革で中小企業に補助(10月5日)
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厚生労働省は中小企業の休み方改革を後押しするため、ボランティアや病気療養などを目的とした特別休暇制度を導入する中小企業を支援します。就業規則に特別休暇の規定を盛り込み、実際に残業時間が月平均で5時間減った場合に最大で100万円を助成します。2019年4月から実施する予定です。
●65歳以上雇用へ法改正(10月5日)
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政府は、現在65歳までの雇用確保措置が義務となっている継続雇用年齢を、65歳以上に引き上げる法改正を検討します。どの程度、企業に強制力がある制度にするかは今後詰める予定です。政府は70歳を超えてから公的年金の受給を開始できる制度改正も検討しており、年金と雇用の両面から高齢者が活躍できる仕組みを作る方針です。
●パワハラ防止 年内に具体策まとめる(9月26日)
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厚生労働省は25日、労働政策審議会の分科会において、職場のパワーハラスメント(パワハラ)防止策の議論を始めました。対策を企業に義務づける「法制化」するか法的強制力のないガイドライン(指針)策定にとどめるかが焦点で、年内に具体策をまとめる方針です。