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診療報酬令和2年度改定の基本方針

19.12.19 | 速報

12月17日、来年度の診療報酬改定について
厚生労働大臣と財務大臣の折衝が行われ、
本体+0.55%の引き上げで決着しました。

来年度予算案の閣議決定に向けて、
最終調整段階の閣僚折衝が行われています。

その結果、診療報酬改定については、

本体+0.55%
薬価-0.99%
材料-0.02%
全体-0.46%

で決着と報じられています。

11月には、財務省は本体マイナス改定の方針を打ち出していましたが、
厚生労働省サイドが何とか寄り切ったかたちですね。

マスコミの報道ぶりは、多少異なっていますので、
こういう場合は「原典」に当たるのが確実です。

12月17日付厚生労働省報道発表資料には
以下のように記されています。

---
1.診療報酬 +0.55%
※1 うち、※2を除く改定分 +0.47%
各科改定率 医科 +0.53%
歯科 +0.59%
調剤 +0.16%

※2 うち、消費税財源を活用した救急病院における勤務医の働き方改革への特例的な対応 +0.08%

2.薬価等
➀ 薬価 ▲0.99%
※ うち、実勢価等改定 ▲0.43%
市場拡大再算定の見直し等 ▲0.01%

➁ 材料価格 ▲0.02%
※ うち、実勢価等改定 ▲0.01%
---

ちょっとわかりにくいですが、
本体+0.55%=+0.47%+働き方改革特例対応+0.08%
歯科は+0.59%で医科・調剤より高めとなっています。

全体としては医療費約500億円の抑制効果が見込まれています。

来週にはいよいよ、来年度予算の閣議決定を迎えます。

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