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コロナ対策資金繰り支援策

20.04.02 | 速報

新型コロナウイルス感染拡大は、
長期戦やむなしの状況となってきました。
先月まではそれほど深刻な影響がみられなくても、
今後、影響増大が懸念されるならば
資金繰り対策に早急に取り組む必要があります。

政府の資金繰り支援策

政府の資金繰り支援策は、経済産業省HPで
随時更新されているパンフレットに掲載されています。
現時点では、3月31日21時時点が最新版です。
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf

ただ、制度ごとにまとめられているので、
自分のところは、どれとどれが使えるのか、
すぐにはわかりません。

ちょうど月初であり、確定申告を終えた方も多いと思いますので、
①3月の売上の前年同月比較
②3月末時点での預金残高
③月間平均の固定費と借入返済額がどのくらいか
を数字できっちり把握しましょう。

①が▲5%以上の売上減少であれば、
資金確保に動きましょう。

本メール冒頭の図解を参照してみてください。
※ご希望の方には、PDFでお送りします。

前年同月比売上高の減少度合いによって
自院がA~Fのどこに該当するかがわかります。
そのまま赤い線を横ぐしでみていくと、
①~⑩の支援策のどれが使えるかがわかります。

・青枠(①~③)は保証
・緑枠(④~⑥)は融資制度
・オレンジ・黄色枠(⑦~⑩)は利子補給・引き下げ

となっており、「青+緑+オレンジ・黄色」で併用できます。

ただし、歯科医院の場合、セーフティネット5号保証の対象587業種に
含まれていないので、そこだけ要注意です。

また、③÷②を計算すると、ざっくりですが、
売上ゼロで何ヶ月経営を維持できるかがわかります。
これで、自院の資金繰りにどのくらいの余裕があるか測り、
3ヶ月を切っているようなら、黄色信号です。

地元自治体の支援策

先週の首相会見で、公庫だけでなく、
民間の金融機関においても無利子融資ができるようにする
旨の発表がありました。

先行して、都道府県・市区町村独自の緊急融資を打ち出している
ところもあります。

こちらは調べきれませんので、
一度、自院の地元自治体のHPで確認してみてください。

たとえば私の地元、世田谷区は
500万円まで・無利子の緊急融資の受付を
昨日から開始しました。
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/shigoto/003/003/d00185236.html

初日で70事業者以上が窓口に訪れ、時間内に処理しきれなかった、
との情報を得ています。

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