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税理士の佐藤です。・・・日本に殺到する中国人観光客(新富裕層)を取り込め

10.08.09 | 所長通信

7月に東京ディズニーランドに行く機会がありました。
不景気の時代に相変わらずの人の多さでしたが、中でも目を引いたのは中国人観光客の多さでした。
 ティズニーランドに限らず今後日本を訪れる中国人観光客は爆発的に増えると言われています。
中小企業にとっても今や中国を商売の競合相手としてではなく、
得意先として「いかに取り込むか」という事が重要性を増してきています。















今年7月に個人観光ビザの発給条件が緩和され年収130万円以上の人たちにビザの発給が認められるようになり中国の新富裕層と言われる人たちが、大挙して日本を訪れる時代がやって来ようとしています。
(中国の全人口の15%、なんと2億人が該当すると試算もある)

年収130万円程度の人が物価の高い日本に観光には来るはずがないと考えるのは、どうやら日本人の誤解と偏見のようです。
中国は物価が安いので可処分所得が高く、年収150万円程度でも家にお手伝いさんを雇い、年に一回海外旅行に行けるのが一般的です。
※可処分所得=年収-所得税-社会保険料-住民税

では何故中国人は日本に訪れるのか?
それは質の高いジャパンブランドの商品やサービスは中国人にとってあこがれの的だからです。
ちなみに「100円ショップ」に中国人を連れていくと何故こんなに質の高いものが100円で売っているのかと狂気乱舞するそうです。
 「100円ショップ」に並ぶ商品はほとんど中国製ですが、これも日本の会社が開発・製品管理しているという立派なブランドなのです。
中国人は日本人のように盲目的にブランド品に群がるということはなく、無名の日本の中小企業の商品でも良いものなら思わぬ大ヒットも夢ではありません。
また、中国はインターネット人口が3億人を超え世界一です。
ネット上の情報に敏感で口コミサイトも無数にあり、「このホテルは良い」「この商品は良い」といった情報が氾濫します。うまくネット上の口コミでマーケティングを出来れば十分チャンスもあるでしょう。

ちなみに、日本政府観光局によると中国人観光客の日本滞在中の平均消費額は約12万円。
中国の文化・習慣・気質の違いなど様々な障壁はありますが、日本にとってのかつてない新しいマーケットであることは間違いないようです。我こそはと思われる方はどうぞ自社製品を中国人観光客向けに試してみては如何でしょう。

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