「みんなで安心マーク」掲示していますか?
20.08.26 | マーケティング
8月6日付で、厚生労働省より、
新型コロナウイルス感染症を踏まえた医業若しくは歯科医業又は病院若しくは 診療所に関する広告の取扱いについて
という文書が発出されています。
「新型コロナウイルス感染症防止対策 を強化している旨」の広告を出す場合の要件を定めたものです。
医療法第6条の5第3項第10号に定める「医療の安全を確保するための措置」
医療機関等の管理者が業種別ガイドラインを遵守するための措置を講じ、
かつ、一定の条件を満たしていれば、「医療の安全を確保するための措置」として、
当該医療機関等が新型コロナウイルス感染症防止対策を強化している旨が広告可能である
ことを通知する文書です。
- 患者又はその家族からの医療に関する相談に応ずるための措置
- 医療の安全を確保するための措置
- 個人情報の適正な取扱いを確保するための措置
- その他の当該病院又は診療所の管理又は運営に関する事項
歯科医院の業種別ガイドライン
日本歯科医師会より、
「新たな感染症を踏まえた歯科診療ガイドライン」
が公表されています。
「院内における新型コロナウイルス感染症対策チェックリスト」
とともに、いちど、自院の対策がガイドラインに照らしてモレ・ヌケがないか
ご確認ください。
みんなで安心マーク
厚生労働省の文書を踏まえた広告内容等を自分で考えるのは大変です。
正直なところ、読み解くことさえ難しい文書です。
そこで、「みんなで安心マーク」の発行・活用をおすすめします。
「みんなで安心マーク」は、日本歯科医師会ホームページから、
感染対策チェックリストの全項目を実践していると回答した歯科医療機関に発行されます。
患者さんに対して感染防止対策に取り組んでいることを示す掲示用として活用できます。
また、マークに印刷されているQRコードをスマートフォン等で読み取ると、
ガイドラインの他、日本歯科医師会の新型コロナウイルス感染症等に係る感染防止対策を確認できる仕組みになっています。
マークを発行した歯科医療機関のリストは、
日本歯科医師会の「みんなで安心マーク」ページに掲載されますが、
現時点では「準備中」です。
現時点では、日本歯科医医師会の会員のみ、「メンバーズルーム」から手続き可能になっています。
(会員以外については準備中)
NG事項=虚偽広告・誇大広告
広告にあたって認証機関による認証マークを活用する際、虚偽広告または誇大広告として医療法違反であり認められない事例が示されています。
- 自己点検により全てのチェック項目等を遵守出来ていないことを認識しながら認証マーク等を掲示すること。
- 認証の有無に関わらず、「医療の安全を保障します」や「万全の安全管理体制」等と表示すること。
- 認証マークに添えて、「当院は感染対策が万全であり絶対に感染しません」 など事実を不当に誇張して表現し患者を誤認させるような表示を行うこと。
やっていることを誠実に伝えること、根拠の示せない主張はしないことに気を付けて、安心・安全をアピールしましょう。
- 有限会社 サステイナブル・デザイン
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