20.11.11 | 税務・会計

ジム・ロジャーズ世界のお金持ちが実践している資産運用を真似るには

こんにちわ。シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。

保有資産が10億ドル（約1060億円）を超えるビリオネア（超富裕層）の総資産額は、
世界的な新型コロナウイルス危機にもかかわらず、今年、過去最高を記録しています。
スイス金融大手UBSと国際監査法人プライスウォーターハウスクーパース（PwC）の調べ。

なぜ資産が増えているかというと・・・

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■ 世界のお金持ちが実践している資産運用を
   真似るには

こんにちは。
シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。

保有資産が10億ドル（約1060億円）を超える
ビリオネア（超富裕層）の総資産額は、
世界的な新型コロナウイルス危機にもかかわらず、
今年、過去最高を記録しています。
スイス金融大手UBSと国際監査法人プライスウォー
ターハウスクーパース（PwC）の調べ。

なぜ資産が増えているかというと、テック系を中心とした米国の株高などによります。
また、金などの伝統資産を過去最高地で売却をしたという富裕層もいます。
富裕層は資産運用のプロを雇ってコロナ下でも資産運用で利益を出しているのです。

資産運用の９割はポートフォリオで決まると言われています。

金融商品を組み合わせ(ポートフォリオ)は各自の希望のリターンとリスク許容度等から
個別に作ります。
ポートフォリオを作成するには資産の分散、金融商品の選別、流動性の確保などが重要です。

例えば、ポートフォリオの例として、
株式、債券、商品やオルタナティブ（デリバティブやヘッジファンド）等に配分を決めます。
また、株式の中でも、米国、ヨーロッパ、日本、中国、エマージング・マーケットなど
地域の分散を行います。
債券も同様に世界債券、アメリカ、ヨーロッパ、エマージング・マーケット、アジア債券などに
分けます。
 
資産ごとの配分を決めたら、それぞれの金融商品の選択をします。
例えば、アメリカの株式はS&P500など株価指数に連動しているインデックス等を利用する、
もしくは銘柄を絞ってハイテクに投資をするETFにする、
個別株にするのもその人の好みや資産規模にもよります。

ポートフォリオは一度組んでしまえば、基本的には１年に一度程度
リバランス（高くなり過ぎた資産クラスを一部売却をしたり、
割合が下がっている資産クラスを買い足す）をしてメンテナンスを
するだけとなります。

日本に住んでいる場合、日本の公的年金の積立金の運用をしている
GPIF（年金積立金管理運用独立行政法人）のポートフォリオも参考にするべきでしょう。
コモディティに関してはインフレヘッジや株式の暴落への保険として
少額をポートフォリオに加えておくとよいでしょう。

富裕層といえども特別変わったことをしているわけではありません。
ポートフォリオを組んで、コロナショックなどで安くなった株を買い足し、
高くなった債券を売るなど教科書に沿った運用を行って資産を増やしているのです。

現在は単元未満株式やETF（上場投資信託）が豊富にあるために
すべての人が限りなく同じ土俵で勝負をすることも可能なのです。
 
詳しくは会員サイトのほうにも書いております。
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Q&Aで質問をすることも可能です（一部有料）。

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★プロフィール★
花輪 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士（国家資格）CFP®認定者。
「ホンマでっか!？TV」などテレビ出演や講演経験も多数。
公式ホームページ　http://yokohanawa.com/
twitter: @yokohanawa
facebook: https://www.facebook.com/yokohanawa
書籍
★『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』 (講談社+α新書)
★『日本への警告 米中ロ朝鮮半島の激変から人とお金が向かう先を見抜く 』(講談社+α新書)    ジム・ロジャーズ　花輪陽子監修