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税理士の佐藤です・・・21世紀はアジアの世紀

12.01.11 | 所長通信

米国の財政赤字・貿易赤字に伴うドル安、
ヨーロッパ諸国の財政不安に伴うユーロ安
と欧米諸国が輝きを失いつつある。
一方で、中国・インドの台頭が目立つ昨今ですが、
19世紀前半までは
世界のGDPの半分を
アジアが占めていた歴史があります。

「三国一」と言う言葉があります。
これは「世界一」と言う意味で使われますが、ここでいう三国とは日本・中国・インドのことで、19世紀前半の世界のGDPのシェアは中国32%・インド16%・日本3%と3カ国で51%を超え、欧米の26%を大きく上回っていました。

当時の世界の人口は10億人でGDPは人口に比例していました。
ところが、英国の産業革命以降第二次世界大戦までの紆余曲折を経て欧米が世界経済の覇者として躍り出ました。
20世紀半ばのGDPのシェアは欧米が56%に対して、日本・中国・インドは12%でした。

そして今、戦後GDPで世界2位になった日本を昨年中国が追い越しました。
10年後には中国はGDPで米国に肩を並べ、インドは人口で中国を上回り、GDPでも日本を上回るといいます。

世界人口は70億人になり、世界はまた人口本位の時代を迎えました。
21世紀に入り日本は人口減の時代を迎え、日本の一人当たりのGDPは世界14位。
日本は一人当たりのGDP・一人当たりの豊かさで世界一位を目指し、新たな「三国一」を目指さなければならないでしょう。   

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