細谷有子税理士事務所

フリーランス

21.05.20 | 細谷NEWS

事務所に「大門未知子」がやってきた。
  フリーランスの税理士!


数年前の5月と比較すると、決算件数が減っているわけでも社員数が増えている
訳でもないが、休日出勤はなくなり残業も11時・12時になることもなく、ほぼ20時
頃には帰宅している状況が続いている。
何が違うのか? 個々の能力が高いのか? パートの方を増やして入力作業を分離
した効果が出てきたのか・・・?
ともかく、私一人が過去の大変だった状況を踏まえて 「5月は大変だから!
スケジュール管理をしっかりして・・・! 資料の収集は早めに・・・?」などと
余計なアドバイスをしているようにも感じられる。
それでもベテランが3月に退社した穴は埋められず、派遣を頼むことをした。

採用より派遣の方が早く良い方が見つかるのではないかと、安易に考えていたら
どの世界でも、優秀な実力者は引っ張りだこで、そう簡単にはやってきてくれない。
それなのに、事務所に「大門未知子」がやってきた!
派遣会社の方が、優秀な先生・・・というだけあって、
税理士資格を持ち。
ご自分の事務所も持ち。
原則 週2日は自分の仕事。週3日は派遣の仕事。
9時半にやってきて、5時半ピッタリに帰っていく。
淡々と確実にこなして無駄な動きが無い。
特に何を質問してくるわけでもなく、技術者として対している様子。
「 いろいろな業種や事例に触れて経験を積めるので面白いですよ」・・と

こんな働き方もあるんだな! とびっくり。
会計事務所では馴染まないと思っていた リモートやフリーランスなど、時代と
ともに働き方も変化してきているようで。
茅場町界隈でも、全面的にリモート勤務体制に切り替えた税理士事務所が出てきた
との情報があり・・どのようなやり方で運営しているのか興味はある。

「フリーランス」・・・やってみようかな。と冗談のように言ってみたが
果たして今より面白くて楽しいのかな?
大門未知子は「医師免許がなくてもできる仕事はしない」と宣言していた。
そこがフリーランスといっても 医師と税理士の違いだろう。
フリーランスの税理士は、経験と技術は提供するが、責任は負わない。
つまり税理士資格を持たなくてもできる仕事ではある。
それでも、外で新しい経験を積み知識を広げ刺激を得て、それを自分の顧問先に
還元できるのであれば、とてもいい勉強になる。
要は、何を目的にするか何に意義を持たせるかなのだろうと思う。

 でも、多分私には無理だな。
数値をまとめ上げていく作業は好きだけれど、そこから先に興味を持つなと言われ
ても消化不良を起こしそうになる。
やっぱりお客様と会って、おしゃべりをしているのが好き!
だからこのコロナ禍は、皆様に気軽に会えなくて寂しい。

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