税理士法人SKC

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2020オリンピック

21.05.28 | 堺俊治の独り言的情報

オリンピックの開催が近づいてきました。開催地が東京に決まった時はあれほど盛り上がった空気は、コロナ禍でまるで逆風となっているようです。

 開催に賛成か反対かのアンケート調査では、反対が過半数を超えているようです。間違いなくC-19コロナの感染の拡大を恐れている方たちが多いということでしょう。先日朝日新聞は内閣にオリンピック開催中止を進言すると社説で述べたそうです。朝日新聞は2020オリンピックオフィシャルスポンサーですから、スポンサーも降りるのでしょうか? 当然降りなければおかしいですね。 私はマスメディアのC-19コロナ感染報道が国民を不当に怖がらせたと思うのです。世界から一つの競技に、競技者の他にもどんなに絞っても20名くらいは帯同するでしょうから、多くの人たちが海外から入国することで、感染が拡大することが懸念される結果、はなはだしい表現では「死の危険を冒してまで開催するのか」とまでになっています。しかし緊急事態宣言下の今もなお海外からの入国者は、外国人に限っても3月が12,000人以上、4月が10,000人以上入国しています。その上、入国した外国人に対する感染対策が極めて曖昧だという話です。確かにそうでもなければ、インド型、イギリス型などの変異型コロナウィルスの感染が拡がるわけがありません。飲食業等ばかりに大変な規制をかける前に、外国人の入国を制限すべきだと思います。入り口でシャットアウトすれば、少なくともインド型、イギリス型の感染の拡大はなかったはずです。しかし、それでも入国をさせているということは、政府は人の密な交流さえ押さえれば、感染は拡大しないと思っているのでしょうか。飲食業等への不当な規制は、恐怖をあおるマスメディアに対する対策のように思えてなりません。C-19コロナでの死亡者の平均年齢は凡そ80歳です。C-19コロナでの死亡者の内85%の方々が70歳以上です。そしてどのような病例での死亡であれ、感染していたらC-19コロナのよる死亡として集計されています。こんなことは全く報道されません。重症患者としてエクモの治療の末亡くなった方々は1,100名くらいだと聞いています。そして治療薬として、アビガン、イベルメクチンは日本で開発され、治療薬として世界に輸出しているのに、日本では治験が不足しているとしてC-19の治療薬として認可されていません。日本で全く治験していないファイザーやアストラゼネカ、モデルナ製のワクチンは認可するのにです。こういうことこそ野党に、この治療薬の認可をなぜしないのか追求してもらいたものです。この治療薬の投与が、重症化を防ぐ最も有効な方法であり、医療崩壊を防ぐことになるということは分かっているはずなのです。
 私は、マスメディアの報道だけでは全くC-19コロナウィルスの感染実態は把握できないと思っています。実際に感染し発症した方を4名知っていまして、話を聴きましたが、40代の男性と20代と30代の女性は38度~39度発熱が5日ほど続いて回復したそうです。両者共ホテル療養でアビガンもイベルメクチンも投与していません。50代の男性はかなり高熱が続いて苦しかったと言っていました。回復するまでホテル療養で10日近くかかったようです。症状の重症度に違いはあるようですが、70歳以下の方々は殆ど回復します。それを政府は当然知っています。ましてや医師会会長もよく知っています。マスメディアはこのような事実を報道しないことで、視聴者がまるで死の病と思うように結果として仕向けています。その結果、オリンピックの開催はまるでコロナ感染死を選択するかのような危機意識を煽っているかのようです。
 充分な感染対策の下、オリンピックの開催は可能だと思います。全米プロゴルフで50歳のフィル・ミケルソンが優勝しましたが、18番ホールでマスクもしていない多くのギャラリーが彼を取り巻く様子、またプロ野球、大リーグ、サッカーやラグビーなど多くのスポーツが開催されている現在の状況からして、オリンピックだけが開催できないという方に無理があります。外国人が多く来日することを危惧するなら、今も入国している多くの外国人をシャットアウトしろと叫ぶべきです。それより、入国者(日本人も含めて)の感染対策をより完全にすることが、当初から言われている水際対策の徹底ということでしょう。同じようにオリンピック関係者の入国も徹底した感染対策を実施するということが、オリンピック開催の前提条件となるでしょう。 
 そもそもオリンピック開催中止の決定権は、IOCが持っており、日本や東京には開催中止の決定権はありません。開催を放棄すれば何千億円という多額の賠償金を請求されると聞いています。無観客試合でも、今も野球やサッカーやゴルフをテレビ楽しむことが出来ます。もともと殆どの皆さんがオリンピックはテレビ観戦です。世界中の人たちと、テレビの前で楽しく盛り上がりましょう。

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