フォーカス会計事務所

フォーカス会計事務所

フォーカスだより vol.9【旅する蝶】

21.10.18 | フォーカスだより

『フォーカスだより』は、スタッフからのメッセージを配信いたします。
息抜きにお読みいただけるような内容ですので、ぜひご覧ください。

こんにちは!
フォーカス会計事務所の小池です。

空が清く澄み渡り、日ごとに秋が深まる季節となりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

緊急事態宣言解除後、新型コロナウイルスの感染者数は落ち着いて参りました。
ほっとした部分はありつつも、気を抜かず、今後の私たちの対応で再びの感染拡大は何とか抑えたいところですね。

先日、このコロナ禍で長らく故郷である長野に帰れずにいた私に、地元の友人がLINEで連絡をくれました。

「緊張の日々で疲れていることと心配しています。 あなたにこの景色を見せてあげたいと思った。
 故郷を、思い出してね。」という旨のメッセージと共に送られてきたのは、彼女自身が撮った一枚の写真でした。




長野県の北の方にある、聖高原という高原で撮影された
『藤袴(フジバカマ)』という花に群がる、「アサギマダラ」という蝶です。

綺麗な秋の青空と、美しい造形の蝶の羽、花の優しい色合い等が見事に調和していて
清々しい気分になり、とても癒されました。

友人が「アサギマダラ」について教えくれたところによると、
夏の終わりから秋にかけて、本州から沖縄等まで南下し、渡り鳥のように
最長2000kmも飛ぶことができる、【旅をする蝶】なのだそうです。

その羽は、くびれやうねり、羽の筋など、とても形状が優れていることにより
長距離を飛べるため、扇風機の開発にも応用されているということです。


故郷の空気感、自然の力強さや知らなかった世界。そして何より
友人が私を想ってくれた気持ちが、切り取ってくれた一瞬の風景から感じられて
なんとも言えない静かな感動を味わうことが出来ました。

優しい友人に感謝ばかりです。

旅する蝶の目からはどんな景色が見られるのだろう。
そして聖高原の藤袴の蜜でエネルギーを補充したあの蝶は、今頃どこを旅しているのだろうと
想像力が掻き立てられました。


それでは、皆様も季節の変わり目で体調を崩さないようご自愛ください。


小池









TOPへ