税理士法人すずらん総合マネジメント

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『すばらしき世界』

21.11.17 | スタッフ町野の映画紹介

今回は2021年公開の日本映画『すばらしき世界』です。

監督は西川美和、主演役所浩司です。

私は最近U-NEXTで見ました。
公開当初観に行きたいと思いつつもそのままスルーしてしまった作品です。

今も上映中の映画で観に行きたいが、行けていないものが
沢山あるため可能な限り映画館で観たいと思います。

上映中はそう思うのですが結果、家でゆっくり見た方が良かったと思う場合もあるので
なんとも言えません。

DUNEは絶対映画館で観た方が良いと思うのでそうします。

音を加味するとアレサフランクリンの伝記映画のリスペクトも映画館で観たいところ。

臨場感を加味するとアンテベラムも映画館で観たいですね。

早く観たい!(とか言い始めたらすべて映画館で見るべきですが)という思いとしては
草の響きもシアターキノで観たいです。

あれこれ理由をつけて家から出ないようにしている訳ですが、
思い出としてはやはり映画館に行きたいものです。

すばらしき世界のあらすじです。

ヤクザである三上は殺人により長い間、刑務所で暮らしていた。

東京の身元引受人である弁護士のお世話になるも、
生活保護を受け、一人暮らしを始める。

幼いころ母親と離れ、施設で育った三上はテレビ局に
母親探しを依頼する。

境遇を面白がったテレビ局員が知り合いのライターに
三上を紹介し密着することとなった。

喧嘩っ早い三上は町の住人からの偏見などから様々なトラブルを起こす。

かたぎとして普通に勤務先を見つけて働こうとするが、
元々ヤクザであること、長年刑務所にいたこと、運転免許が失効していることなどから
普通に生活をすることが如何に困難か実感するのであった。


みたいなあらすじです。

三上は良くも悪くも自分の正義を貫く人です。

大騒ぎする住人に対して静かにしてくれとクレームを言うと
「お前は税金で生活できていいよな」と言われケンカになったり、
おじさんをカツアゲしているチンピラを半殺しにしたりします。

周囲から普通に生きていくには色々なことを我慢したり、
目をそらして生きていく必要があると助言を受けます。

自分自身、円滑に社会生活を送るために
見て見ぬフリをしたり同調圧力に屈してしまうこともあるため
心がとても痛かったです。

見終わってすばらしき世界というタイトルについて考えると
頭が割れるほどキツイ気持ちになりました。

今年見た映画の中でも相当良かったです。

是非皆さんもご覧ください。

町野

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