フォーカス会計事務所

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フォーカスだより vol.17【2分の1成人式】

22.02.15 | フォーカスだより

『フォーカスだより』は、スタッフからのメッセージを配信いたします。
息抜きにお読みいただけるような内容ですので、ぜひご覧ください。

お客様各位

初めまして。今回のフォーカスだよりを担当させていただきます、スタッフの大島です。
私には娘が2人いるのですが、先日長女が10歳の誕生日を迎えました。

さて、皆さまはここ数年メディア等でよく目にするようになった【2分の1成人式】をご存知でしょうか?
私自身が子どもの頃はそのような行事は聞いたこともなかったように思います。
ここ最近の流行りなのかな…と思っておりましが、実際に自分の娘が該当の年齢になると気になってきてしまうのが人の性ですよね。

そこで調べてみると意外とその歴史は古く(といっても40年ですが)、
1980年頃に4年生の担任をしていた教員が、高学年への門出に「背筋を伸ばして参加するようなイベントを」と考案したのが始まりで、当初は「10歳の節目のお祝い」として行われていたそうです。
その後、2002年度に4年生の国語の教科書で取り上げられて以来、少しずつ全国に広がったと言われています。

学習指導要領で定められたものではないものの、各学校の判断で実施され、今では4年生の学年行事として定着しつつあるそうです。

式の内容は地域や学校によっても異なり、近年は様々な家庭環境にも配慮し、あまり華美な式典にはしない傾向があるようですが、
●成人の半分である10歳を迎えたことをお祝いする場として

●「これから大人に近づいていく」と子ども達自身に自覚してもらい精神的成長を促すきっかけとなる場として

●10歳という節目の年齢に、家族やお世話になった人へ感謝の気持ちを伝える場として

何等かのイベントを行う学校が多いようです。

娘の通う小学校でも4年生の最後の保護者会の時期(2月頃)に合わせて、毎年子ども達と保護者が集まり、合唱や「夢」「感謝の気持ち」を綴った作文の発表、保護者からも子ども達へお祝いのメッセージを伝える等の式を行っていましたが、コロナ禍ということもあり今年は保護者会で子どもからの作文を受け取るだけの簡素なものに変更となったようです。

少し残念ではありますが、それでもいつもの何もない、ただ過ぎていくだけの学年末と比べて考えれば、体つきも大きく逞しくなってきて、反抗期にさしかかってくるこの時期に、改めて子ども達が無事にここまで成長してくれたことを祝い、これからの多感な時期に向けて子どもとしっかり向き合うきっかけとなるように思います。

写真スタジオで2分の1成人式の記念撮影を行うご家庭も多いと聞くので、
我が家でも娘の希望を聞いて、子どもと大人のちょうど中間になる10歳の記念として何か形に残すことができるといいな、と考えております。



暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続くかと思いますのでくれぐれも皆さまご自愛ください。

 

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