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フォーカスだより vol.21【フェルメールを訪ねて】

22.04.19 | フォーカスだより

『フォーカスだより』は、スタッフからのメッセージを配信いたします。
息抜きにお読みいただけるような内容ですので、ぜひご覧ください。

こんにちは、フォーカス会計事務所の岩田です。

ゴールデンウィークも近づき暖かくなってきましたね。日中は過ごしやすいですが、夜はまだ少し涼しく感じます。

先日は東京都美術館で開催されている『フェルメールと17世紀美術館展』を観覧してきました。

フェルメールといえば17世紀オランダを代表する画家で『真珠の耳飾りの少女』が有名ですが、ブームの影響もあって近年はフェルメール作品の来日が増えています。

私も流行りに乗ってフェルメールの美術展があると足を運ぶようになりました。

フェルメールは作品が少ない画家として有名で、現存する絵画は35点ともいわれています。その気になれば個人所有のものと盗難されたものを除けばすべての作品を観ることができます。

また、自画像を残していないことからミステリアスなところも人気の一因でしょうか。

コロナ禍の影響で開催が危ぶまれていた今回の美術展ですが、無事開催にこぎつけられたようで楽しみにしていました。

 

今回の美術展の目玉は、フェルメール作『窓辺で手紙を読む女』です。

この作品は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作です。

1979年の調査で壁面にキューピッドが描かれた画中画が塗りつぶされていることが判明しましたが、長年、その絵はフェルメール自身が消したと考えられてきました。

しかし、その画中画はフェルメールの死後、何者かによって消されていたという最新の調査結果が、2019年に発表されました。

今回は、大規模修繕によってフェルメールが描いた本当の姿となった『窓辺で手紙を読む女』を所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館以外での公開は世界初となりました。

 

美術展は日時指定予約ということもあり、ゆっくり観覧することができました。

フェルメール作品も素晴らしいですが、有名な画家でなくとも自分のお気に入りの作品を見つけるのも楽しみです。

最近は美術展になかなか行けていませんでしたが、勉強になることも多く改めていいものだと感じました。
次はどんな画家や作品と出会えるか楽しみです。

 

連休も目前となり過ごしやすい気候になりますので、お出かけの機会も増えるかと思いますが、季節の変わり目になりますので、お身体には十分お気をつけ下さい。

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