お花見団子
22.04.19 | 事務所記事
こんにちは 斉藤会計事務所です。
春を彩るサクラ・シデコブシやモクレンなどの美しい花々が終わり、今はハナミズキなどが咲き始めています。
今年はお花見も可能な公園があったみたいですが、お花見といえば【花より団子】ということわざがつきものですよね。そこで【お花見団子】について調べてみました。
そもそも花見は奈良時代の貴族の間では和歌を詠みあったり舞を楽しんだりといった催事だったそうで、現代のような宴会に変貌させたのは豊臣秀吉なんだそうです。
慶長3年3月15日(1598年4月20日)に招待客1300名の大規模な<醍醐の花見>を開催し、食事やお酒も実に豪華なものを振る舞い、その中のお茶菓子の一つが【お花見団子】でした。
当時の団子は甘くない白い団子に醤油をつけて食べていたそうですが、この<醍醐の花見>で出されたのは[ピンク・白・緑]の色を付けた甘い団子でしたので、招待客はさぞかし驚いたことでしょう。
お花見団子の色の意味を調べてみると ピンク→[春] 白→[冬] 緑→[夏]を表現しているとなっています。
また、団子の並び順にも意味があるそうで、桜のつぼみ[ピンク]がついたあと花[白]が咲き、花が散った後は葉[緑]が成長していく様子を表しているという説があります。
ところで「あれ?秋がないな~」と思われることでしょう。
【秋ない=飽きない】→【いくら食べても飽きない】や【秋ない=商い】→【商売繁盛】の意味があるのだそうです。
いくら食べ飽きないから、また商売繁盛だからといって食べすぎにはご注意を・・・。
- 斉藤会計事務所
- カテゴリ