細谷有子税理士事務所

支え続けるという事

22.09.22 | 細谷NEWS

大型台風がゆっくり進んだ影響で、日本中が暴風雨にさらされて大変な連休でした。
その様な中、海の向こうではイギリスのエリザベス女王が逝去され、何日にもわたり
その後の葬儀の様子が中継されました。
女王の棺が移動していくだけのライブなのに、ただただ引き込まれている自分が居ました。
大英帝国の歴史の深さ。それがもたらす「荘厳さ」・・・改めて女王の気品や威厳に触れ
その存在の大きさを感じました。
21歳で即位し、「長くとも短くとも、私の全人生をあなた方のために、そして私たちが
属する偉大な連邦のために捧げることをあなた方の前に誓います」と宣言してから
70年もの間女王としての責務を全うされた人生とはどの様なものであったのでしょうか?

亡くなられた時に空に架かったダブルレインボー。
虹は「神様からの贈り物」「愛の象徴」などと言われるようですが、最後に心からの
愛を全人類に示して逝かれたようにも感じました。


 70年もの長い間多くの人々の人生を常に支え続けるというのは、どのような精神力
が必要なのでしょう。


 職業柄多くの経営者の方々にお会いします。
彼ら一人一人も大なり小なり他人の人生を支えています。
大企業では社員の一人一人を把握するのは難しいでしょうが、中小企業では代表者は
規模によりますが、社員一人一人だけでなくその家族構成まで把握しています。
また、取引先の状況も視野に入ってきます。
どんどん視野を広げていくと・・数字の分析結果とは違う判断をしなければならない
事もあります。
会社を経営するという事はそう言うことなんでしょうね。


 我々の事務所では
 『経営者の目線の先に寄り添い、
   未来の足取りを確かなものにしていく相談相手であること』
                     という事を理念として掲げています。

 一人一人の経営者が、何を考え、何を大切にし、どのような会社にしていきたい
のか・・・それを教えて頂き、感じ取って、一緒に「目指したい在り方」を模索して
行く。
そうなれたら、嬉しい限りです。


  エリザベス女王にとって、理想とする「大英帝国」の在り方とはどのような
ものだったのでしょうか。
女王亡き後、「大英帝国」はどうなっていくのでしょう。

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