斉藤会計事務所

~猩々~何と読むの?

22.10.03 | 事務所記事

こんにちは、斉藤会計事務所です。
斉藤会計事務所のある南区では、秋の祭りシーズンになると異様な光景を目にすることがあります。
体長2mを超す朱色の顔に赤毛の大人形が、あちらこちらで のっそりのっそりと歩いているのです。
ニヤリと笑う目が何とも怖いこの大人形「猩々(しょうじょう)」といいます。
今回はこの猩々について書きたいと思います。

猩々の発祥は江戸時代、鳴海町からと言われています。
鳴海町から旧東海道沿いに西方向へ星崎・笠寺・伝馬町(七里の渡し)。
東方向へ有松・大府・豊明。
南方向へ東海市と広がって行きました。

この猩々は祭りに現れると、子供を見つけては追いかけてお尻をたたくので、子供たちが逃げ回る賑やかな声が響き渡ります。

「猩々にお尻をたたかれると、その1年間病気にならない」という言い伝えもあるのです。


感染防止の為、今年も祭りの中止が相次ぎ、出番が減っている猩々ですが、代々受け継がれてきた伝統がこの先も続いていくことを願っています。

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