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Googleは神!?…大橋です

12.02.13 | 事務所通信

Google(グーグル)
使っていますか?

Googleと聞くと
「あの検索するとき使うやつ?」ってイメージを持つ方から

「ブラウザはChrome、メールもGmailで、スケジュール・タスク管理もやってるよ!」
という筋金入りのGoogle使いまでいるのではないでしょうか。

また、
「検索するときはYahooだし、あまりGoogleは使ってないなぁ。ネットはYoutubeを見るぐらいだよ。」
という人だって、

「最近スマホに変えたんだ!」
ってAndroid携帯をいじっている人!!

Youtube(ユーチューブ)もAndroid(アンドロイド)も、あれGoogleのものなんです。


こんな感じで、いつのまにか周りを見渡すとGoogleに囲まれておるわけです。
これはもう、Google無しじゃ生活できない世界になりつつありますね~

ところで最近、GoogleやGmailを使っている時に、
「プライバシーポリシーをひとつに統一します」
・・・なんやらってメッセージが出てきませんでした?


『プライバシーポリシー』とは

「うちの会社はインターネットで集めた個人情報をこのように扱いますよ」という規約のようなものです。
実はGoogle社は、私たちがGoogleで何を検索したか等の情報を全て蓄積しています。

ちなみにGoogleの検索結果は、実は誰が検索しても同じ結果になるわけではなく、
その人の今までの検索履歴を反映していますので、よく検索するものが検索上位にくるようになっています。

例えば、肉料理より魚料理が好きで「レストラン 魚」でよく検索する人は、
やがて「レストラン」のみの検索で、魚料理のレストランが検索上位に表示される。といった感じです。

自分の会社のHPを持っていたとして
「最近わが社のHPは検索にひっかかりやすくなったな~」と思っていても、
それはもしかしたら自分で検索しまくってるから、なのかもしれないのですね。

そしてこの「プライバシーポリシーを統一」というのは、私たちがGoogleの色々なサービスを使って集めた情報を、すべてGoogle社が一元管理しちゃいますよ。というものです。
(詳しくはコチラ→Google:ポリシーと原則)
http://www.google.com/intl/ja/policies/privacy/preview/

Googleの検索結果も、Gmailで送ったメールも、書き入れた予定も、
もしGoogle日本語入力を使っていれば、あなたがパソコンで何を書いたかの情報(いわゆるキーロガー)を
すべてGoogle社は知っており、その情報をGoogleのすべてのサービスに使うことができるのです。

もはや私たちの生活に密着しているGoogleは「私たちの生活を完全に把握している」ということです。

おおげさな話にも思えますが、そもそもGoogle社は
「人類が使うすべての情報を集め整理する」
という壮大すぎる目的で設立されたそうですから、当初の目的を順調に遂行しつつある!という感じですね。

Googleが色々なところで情報活用するとどのような世界になるのか・・・

たとえば
「居酒屋から割引クーポンがついたメールが送られてきたぞ?
 あ、そういえばGmailのカレンダーに忘年会の予定を入れてたな」

「なんだか最近ダイエット食品の広告がやたらと出るようになったな・・・
 もしかして携帯にダイエットアプリを入れてたからかな?」

「あれ?車のナビをつけたら、なにもしてないのに目的地を表示しているぞ?
 そうか、出かける前にGoogleマップで目的地を検索したらかぁ」

みたいに、なんでもGoogleに先回りされるかもしれません。




なんだか星新一の小説のような「世にも奇妙な物語」のような世界ですが、
おそらくGoogleはこの先もっと成長するでしょうから
Googleが「人類が使うすべての情報を集め整理する」神のような存在になるのも
あながち遠くないかもしれません。

便利なところがある反面、自分の個人情報が勝手に使われているのはやはり気持ち悪いものです。
個人的には、自分のプライバシーデータなんてどうでもいいと思っていますから
便利になるなら、どうぞ持って行ってください!みたいなもんですが、

「Googleに悪用されるんじゃないか」
「他の誰かに個人情報が漏れるんじゃないか」
「Googleが倒産とかしたらその情報どうなるんだ?」
などが気になる方(特に仕事でGoogleを使っている方)は、気を付けた方がいいかもしれません。

これからは、個人情報と引き換えに便利さを買うか、もしくはサービスを享受せずに自分の情報を守るか。
自分で選択しなければいけない世の中になるかもしれませんね。

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